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実はパパよりくさい? 「子どもの足のにおい」の盲点と帰宅後すぐの“新習慣”が判明

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

夏に向けて気温・湿度が高くなるこの季節、気になるのが「足のにおい」です。久光製薬株式会社(佐賀県鳥栖市)が実施した「子どもの足のにおい・フットケア実態調査」によると、家族の中で最も足のにおいが気になる存在の第1位は「子ども」であり、父親を上回る結果が出たことがわかりました。しかし、その原因や対策については、多くの家庭で大きな誤解や見落としがあるようです。

調査は、全国の3~15歳の子どもを持つ親1570人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。

調査の結果、家族の中で足のにおいが最も気になるのは「子ども」(29.4%)がトップとなり、「父親」(26.9%)を上回る結果となりました。

その一方で、「においの原因」として多くの親が挙げたのは「足にかいた汗」(40.7%)や「靴や靴下の蒸れ」(25.9%)でした。

実は、足の裏にかく汗そのものは本来「無臭」です。悪臭の本当の原因は、汗や皮脂汚れによって繁殖した「雑菌」によるものですが、約7割(68.4%)の親が「雑菌が原因であることを知らなかった」と回答しており、においの正体を誤解している現状が浮き彫りになりました。

帰宅後の習慣として「手洗い・うがい」は84.0%の家庭で定着しているものの、子どもの足のにおいへの対策として「帰宅後すぐに足を洗う」と答えた家庭はわずか23.7%にとどまりました。

多くの家庭では、足のにおいや雑菌が気になりつつも、対策はお風呂の時間まで「先送り」にされており、帰宅後の数時間はにおいと雑菌が野放し状態になっている傾向が見られます。

また、帰宅後すぐに足を洗うことによるポジティブな効果も明らかになっています。

3〜9歳の子どものうち、帰宅後すぐに足を洗ってもらった子どもは、お風呂まで待つ子どもに比べて「さっぱりしたと喜んでいる」(25.7%、9.2%)や「気持ちよさそうにリラックスしている」(23.3%、6.4%)といったポジティブな反応が倍以上になるという結果が出ました。

さらに、親から足のにおいを指摘された10〜15歳の子どもの約半数が「素直に受け入れて自分で洗うようになった」(48.1%)と回答しており、自立やセルフケアの成長を促すきっかけにもなっているようです。

なお、思春期の子どもに対しては、気分を損ねないよう「専用ソープなどをそっと置いておく」といった適度な距離感のコミュニケーションも重要だといいます。

専門家が語る「足洗い」の重要性と正しいケア方法

日本臨床皮膚科医会会長であり、あたご皮フ科副院長の江藤隆史先生は、子どもの足のにおいについて次のように解説し、新たな衛生習慣を呼びかけています。

「子どもの足は大人よりも汗腺の密度が高く、毎日同じ靴を履くことなども菌の増殖を助長します。この予防や解消には『足洗い』が欠かせません。帰宅後の手洗い・うがいに『足洗い』を加え、“新しい衛生習慣”として実践していただきたいです」

【正しい足の洗い方】
・洗う前に、ぬるめのお湯で足を温めておく。
・殺菌成分を含む専用ソープをよく泡立てる。
・汚れのたまりやすい「足の指」や「指の間」を丁寧に洗う。
・爪の間は専用のブラシを使用してしっかり洗う。

これからの蒸れやすい季節、帰宅後の「手洗い・うがい・足洗い」を家族の新しい習慣にしてみてはいかがでしょうか。

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