昨今、点検強盗やなりすましといった玄関先での対面をきっかけとする凶悪な犯罪報道が相次ぐ中、住宅への侵入犯罪に対する人々の意識が大きく変化しています。パナソニック株式会社(東京都港区)が実施した「玄関先での来訪者対応」に関する実態調査によると、多くの人が知らない人の訪問に対して「面倒」や「ストレス」「恐怖」を感じ、玄関先での対応に精神的な負担を抱えている実態が明らかになりました。
調査は、現在一軒家で暮らしている全国の20~60代の男女800人を対象として、2026年4月~5月の期間にインターネットで実施されました。
調査の結果、全体の6割近くが「昔は来客時の対応に抵抗がなかったが、近年玄関を開けて対応することが怖くなったと感じる」(かなり感じる17.0%、少し感じる40.1%)と回答しました。
さらに、来客時の対応については、「できるだけドアを開けずに非対面で用件を済ませたい」(34.4%)と「内容によってはドアを開けずに済ませたい」(45.4%)を合わせて、約8割がドアを開けない対応を望んでいることが分かりました。
また、「知らない人が自宅を訪問してインターホンが鳴った際の心境」としては、「面倒に感じる」が67.0%と圧倒的多数を占めました。次いで「ストレスを感じる」(36.0%)、「恐怖を感じる」(15.1%)と続き、多くの人がインターホンの音に対してネガティブな感情を抱いていることがうかがえました。
ちなみに、これまでに「インターホン越しにドアをしつこく開けさせようとする強引なセールスや不審な訪問を経験したことがある」とした人は36.8%と、およそ3人に1人にのぼり、玄関はもはや単に「人を迎え入れる場」ではなく、「自身の安全を確保するために、慎重に対応すべき場所」へと変化していることが示唆されました。
◇ ◇
【出典】
▽パナソニック調べ