「ホウちゃんが1回ジャンプしたら交替を」ー。
大阪市の天王寺動物園のホッキョクグマ、ホウちゃん(5歳・メス)が新居への引っ越しを控えるホッキョクグマ舎。90年以上の歴史を刻む展示場で、独特のダイブやおもちゃ遊びを見せる人気者ホウちゃんの「見納め観覧」に大勢の人が訪れ、連日大混雑が続いています。「長時間、同じ場所での観覧は控えて」と以前から掲示などでも呼びかけられているのですが、あまりの人気ぶりに、譲り合いが間に合わない状況に…。担当飼育員が公式ブログで、あらためて協力をお願いしています。
同園は6月17日、現ホッキョクグマ舎での観覧は6月28日で終了し、ホウちゃんは新居「ポーラーベア・コースト」へ移動、新しい環境に慣れるためしばらく観覧中止になると発表しました。
21日には担当飼育員が、「ホウちゃん観覧時のお願い」のタイトルで公式ブログを更新。
「魅力あふれるホウちゃんをたくさんの方に見てもらえることはとても嬉しいですが、観覧場所が限られており、みなさまにゆっくりお楽しみいただくのは難しいかもしれません。ぜひ、みなさま譲り合ってのご観覧にご協力をお願いいたします」
とつづりました。
現ホッキョクグマ舎の観覧場所は傾斜があり、後ろの方が低くなっているため、特にプールに入ると最前列からでも場所によっては姿が見えないことも。ホウちゃんが出すさまざまな音と、観覧者のカメラの向きから、「見えないけど今かなり楽しそう」とエア観覧状態になることも珍しくありません。そんな事情もあり、ある程度見たり、写真・動画撮影を終えたりしたら、「最前列の人は後ろの人に譲る」「遠足や子ども連れの方には、もちろん観覧場所を空ける」ということがお願いされています。
「ホウちゃんがのびのび遊び、おやつを食べて、お昼寝する様子を見守っていただき、今の獣舎がみなさんにとってもホウちゃんにとっても楽しい場所であり続けるように、ご協力を」と、ブログで呼びかけた担当飼育員。
おやつタイムの準備時も、エサなどの説明に加え、「ホウちゃんが1回ジャンプしたら後ろの方と交替するなど、皆さん見ていただけるよう、譲り合いにご協力ください」と、ていねいに添えています。
残りわずかになった現ホッキョクグマ舎での観覧。多くのホッキョクグマたちが命をつなぎ、その魅力を見せてきた場所です。
同園では、「多くのお客様に現獣舎でのホッキョクグマの様子をご覧いただきたいと考えております。譲りあってお楽しみいただき、警備員の誘導にはご協力をお願いいたします」と呼び掛けています。
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