パーソルキャリア株式会社(東京都港区)が運営する転職サービス『doda』のオウンドメディア『まいにちdoda』は、このほど「貯金と年収、仕事の価値観」に関する調査を実施、その結果を発表しました。それによると、社会人1~10年目の現在の年収は「300~400万円未満」が最多となりました。では、目標とする年収はいくらなのでしょうか。
調査は、全国の社会人1~10年目の20~34歳の正社員男女3078人を対象として、2025年12月にインターネットで実施されました。
まず、「現在の貯金額(株式や投資信託なども含む)」について調べたところ、全体平均で「451万円」となりました。男女別では男性が「535万円」、女性は「368万円」で、年次別では、1年目が「194万円」、10年目が「673万円」となり、年次が上がるにつれて増加しています。
また、「現在の貯金額の分布」を見ると、「1~100万円未満」(20.8%)が最も多くなった一方、「0円」と回答した人は9.3%で「およそ10人に1人は貯金ゼロ」であることがわかりました。
1年間で貯めたい「理想の貯金額」としては、全体平均で「237万円」。男女別では男性が「264万円」、女性は「211万円」で、年次別で見ると、「173万~321万円」と幅がある一方で、いずれの年次でも「100万円」と回答した人が約3割を占め、「年間100万円」をひとつの目安としている人が一定数いることがうかがえました。
次に、「現在の年収」について聞いたところ、全体では「300万~400万円未満」(22.6%)が最も多く、「400万~500万円未満」(19.9%)、「300万円未満」(19.7%)が続き、500万円未満の層が全体の62.2%を占めました。
年次別に見ると、1~2年目と3~5年目にかけて年収500万円以上の割合が増加し、5年目以降は年収500万円以上の割合は30%台前半で推移しています。一方、年収300万円未満の層は年次が上がるにつれて減少するものの、9~10年目で再び増加することもわかりました。
また、「目標とする年収額」としては、「500万~600万円未満」(16.1%)、「400万~500万円未満」(14.9%)、「600万~700万円未満」(11.1%)が上位となり、年次別では、年収「1000万円以上」と回答した人の合計は5年目(14.0%)が最多で、9年目(13.9%)、6年目(13.7%)が続く結果となりました。
さらに、「収入アップのための取り組み」について聞いたところ、「資格取得」(26.4%)、「スキルアップ」(21.7%)、「資産運用」(18.2%)が挙げられたものの、「特に取り組んでいることはない」(38.9%)が最多となりました。
年次別では、社会人2年目を除くすべての年次で「特に取り組んでいることはない」が最多となっており、5年目・6年目・10年目では4割を超えています。
2年目では「資格取得」(35.1%)が最多となり、「特に取り組んでいることはない」(30.5%)と回答した人の割合は全年次の中で最も低い結果となりました。
また、1~6年目では「資格取得」や「スキルアップ」が上位に挙がる一方で、7年目以降では「資産運用」に取り組む人の割合が増加しており、年次によって収入アップに向けたアプローチに違いが見られます。
最後に、「仕事・キャリアとプライベートの優先度」について聞いたところ、「どちらかといえばプライベートを優先」(35.6%)と「プライベートを優先」(34.6%)の合計は約7割を占めたほか、年次別で見ても「プライベートを優先」とした人が全年次で6割超と、一貫してプライベート重視の傾向が見られました。
一方、「仕事・キャリアアップを優先」「どちらかといえば仕事・キャリアアップを優先」の合計は、社会人3年目(35.4%)が最も高く、4年目(35.1%)、2年目(32.6%)が続いた一方で、6~7年目および9~10年目では同割合が24~27%台にとどまり、他の年次と比べて低い傾向が見られました。
また、「お金を使う優先順位(家賃や光熱費、食費など基本的な生活費を除く)」については、「趣味・娯楽」(28.5%)、「資産形成・投資」(16.9%)、「交際費」(11.6%)が上位となり、年次別に見ても、すべての年次で「趣味・娯楽」が1位となっています。
また、「資産形成・投資」は社会人2年目以降で2位となっており、若いうちから将来を見据えた資産形成を重視する傾向がうかがえました。
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【出典】
▽まいにちdoda/社会人1〜10年目でどう変わる? 貯金額・年収・仕事の価値観について、みんなのリアルを徹底調査
https://mainichi.doda.jp/article/2605181