「愛の奇跡」「愛は傷つきやすく」などの大ヒットで一世を風靡した男女デュオ「ヒデとロザンナ」のロザンナさん(75)が7月6日、黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、午後1時放送)に出演します。
ロザンナさんは1950年、北イタリア生まれ。17歳で音楽学院を卒業すると同時にグループ歌手の一員として来日し、翌1968年に日本人歌手の出門英(でもん・ひで)さんと「ヒデとロザンナ」を結成しました。デビュー曲となった「愛の奇跡」が80万枚を超える大ヒットを記録すると、5枚目のシングル「愛は傷つきやすく」(1970年)がミリオンセラーとなり、その年の紅白歌合戦に初出場するなど一躍、お茶の間の人気者になりました。
10代のころから恋しいヒデさんを思い、夜な夜な涙したと告白するロザンナさん。その一途な思いが届いて1975年にヒデさんと結婚し、夫婦デュオとして第一線で活躍しましたが、1990年にヒデさんが結腸がんのため、47歳でこの世を去りました。生前からモテモテだったヒデさんでしたが、それは亡くなった後も続き、お墓には意味深な花束が供えてあったそうです。
そもそも来日のきっかけは、日本にいた叔父さんのバンドで歌うことでした。しかし、ロザンナさんの心には歌うことの他にも、強い決意がありました。それは、何をやっても越せない2歳上の姉の存在でした。叔父さんのバンドの誘いも、初めは姉に来たものでしたが、姉が辞退したので自分が立候補したそう。「心機一転、自分に自信をつけて姉を越えたかったから」と、笑いながら当時を振り返ります。
今ではすっかり日本文化に溶け込み、和食も大好きと公言するロザンナさんですが、来日当時、何に一番驚いたかと聞くと「すき焼き」だったとか。イタリアでは、お墓に供える春菊が入っていたからだそうです。