年齢を重ね、鏡を見るたび自身の姿は変わっていくものです。しかし外見の変化に伴って内面も変わっていくとは限りません。そんな“大人のあるある”をユーモラスに描いた漫画『中身18歳くらいから変わらない』(作:Q子さん)がSNSで共感を集めています。
同作は50歳の作者が描く「50になればわかること」シリーズの一編で、「50歳になればわかるんだ。人間の中身って18歳くらいから変わらない」という印象的なひと言から始まります。作者いわく、年齢を重ねるのは“外側”だけで、中身は18歳頃のまま変わっていません。見た目だけが大人になっていく感覚は、まるで映画やドラマで“中身と体が入れ替わった人”のようです。
そのため、SNSで50歳以上の人が「露出度の高いコスプレ姿」を披露したり、「20代の彼女募集」と発信したりしてしまうのは、つい自分の見た目年齢を忘れ、若い頃のノリのまま振る舞ってしまうからだと作者は推測します。さらに、年配有名人のセクハラ・パワハラ報道についても、「だって中身18歳なんだもん。若い子と同世代だと錯覚しちゃうんだもん」と考えるのでした。
もちろん、それで許されるわけではないからこそ、「気を付けないとなぁ」と作者は自分を戒めます。
一方で作者は「実年齢を気にしすぎるのも息苦しい」とも語ります。たとえばキャピキャピと楽しそうに盛り上がる中年女性たちを見た際は、「中身18歳なんだな」と思って少し見逃してほしいと訴えるのでした。
読者からは「そういうことかと腑に落ちました」や「めちゃくちゃわかる」など多くの共感の声が寄せられています。そんな同作について、作者のQ子さんに話を聞きました。
「やばい、外見50歳だった」と落ち着いた口調に戻すことは結構あります
―同作を漫画として描こうと思われたきっかけや、作品にしようと感じたポイントがあれば教えてください。
大きなきっかけは特になくて、日々の暮らしで「中身18歳頃から変わらなくてやばい」と思うことが積み重なって溢れたように思います。
―作中では「やらかしちゃう気持ちめっちゃ分かる」と描かれていましたが、ご自身でも印象に残っているエピソードなどがあれば教えてください。
人と会話してるとき、つい18歳くらいのキャピキャピ口調になってしまいます。相手が戸惑ってるのを察して、「やばい、外見50歳だった」と落ち着いた口調に戻すことは結構あります。
―制作にあたり、特に意識された点や工夫されたポイントがありましたら教えてください。
SNSで痛いと言われるおじさんおばさんのエピソード、どういうのが「あるある」なのかはちょっと考えました(結果、おじさん=若い彼女を募集する、おばさん=セクシー衣装で自撮りにしました)
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