一人暮らしの30代男性が、毎朝“タッパー弁当”を作る様子を紹介した動画がYouTubeに投稿されると、「どれもおいしそう」「尊敬」などの声が寄せられ、5.3万回以上再生されました。
投稿したのは、一人暮らしの節約術や自炊動画を発信しているYouTubeチャンネル「しゅんの節約生活」(@shun01)を運営する、しゅんさんです。
今回、注目を集めたのは「一人暮らし会社員の5日間タッパー弁当|冷めても美味しい節約弁当」という動画。冷凍シメジやカット野菜などを活用しながら、忙しい朝でも短時間で作れる“タッパー弁当”を5日分紹介していました。
動画で紹介されていたのは、「ひき肉のポン酢炒め弁当(月曜日)」「シメジと炒り卵のっけ弁当(火曜日)」「トロっとネギ鶏弁当(水曜日)」「ギョニソーと小松菜のさっぱり弁当(木曜日)」「長ネギと鶏もものスタミナ弁当(金曜日)」の5日分。完成後には大体の値段も公開されており、一番安い日のお弁当は約160円で作られていました。
作り置きスタイルではなく、毎朝出社前の時間にお弁当を作っているという、しゅんさん。タッパー弁当を始めたきっかけは、自宅にあった使っていないタッパーの使いみちを考えたことでした。
「家に使っていないタッパーが複数あり、『何かに使えないかな?』と思ったのがきっかけでした。もともとは普通のお弁当箱で作っていたんですが、タッパーの方が圧倒的に洗いやすかったので、今のスタイルに落ち着きました」
食費については、「正直、月の食費の目標は全く決めていません」という、しゅんさん。タッパー弁当を始めたことで大きく変化があったわけではないそうですが、普段から支出全体を意識して管理しているといいます。
「僕は『月のトータル支出額』だけを決めていて、食費や娯楽費みたいにカテゴリー別では管理していないんです。結局、トータルでいくら使ったかのほうが大事だと思っていて。その管理方法が、自分には合っていました」
お弁当を持っていくことで節約して浮いたお金は、将来のための貯蓄に回しているほか、「旅行が好きですし、コーヒーも大好きなので、コーヒー豆を買ったりしています」と、趣味にも使っているそうです。
動画内では、「5分あれば作れる」と紹介されていた弁当もありました。忙しい朝でも迷わず作れる理由について、しゅんさんは“習慣化”が大きいと話します。
「普段から『次は何を撮影しようかな?』と考えているので、事前にお弁当レシピを考えるのが癖になっているんです。その流れで、撮影しない日でも自然と前日に次の日のお弁当のレシピを考えているので、毎朝迷わず作れています」
また、毎日お弁当作りを続けられている理由については、「料理そのものが好きだから」という、しゅんさん。一方で、毎日きっちり料理を頑張りすぎないことも、大切にしているそうです。
「自分で作った方が安価な食費でおいしく食べられますし、作る工程そのものが楽しいんです。でも料理をしたくないときは、野菜をかじるだけとか、卵を焼いてご飯に乗せるだけとか、とにかくハードルを下げています。無理をしないことが、長く続けるコツだと思っています」
包丁を使わない「ズボラ弁当」の日も多いのだとか。目分量で次々と調味料を加えていく姿や、フライパンに直接片栗粉を入れて鶏肉にまぶす姿など、洗い物を増やさずに調理する場面が見られました。
「『めんつゆ』は本当に万能だと思っています!とりあえず、これがあれば味が決まりやすいので助かっています。あと、シメジなどは手で割いて冷凍庫によくストックしています。冷凍のままフライパンで炒めたりできるので、すごく便利でよく使っていますね」
動画には、「自分もまねしてみたい」というコメントも多く寄せられています。中でも、今でも忘れられないコメントがあったといい―。
「数年前、小学生のお子さんが僕の動画を参考に、『3日間〇〇円でご飯を作る』というチャレンジを自由研究でやったという報告コメントをいただいて。僕の動画をきっかけに料理を好きになってくれたこと、その子の人生に少しでも影響を与えられたことが本当にうれしくて。今でも定期的に読み返していて、活動の励みになっています」
この春から新生活を始め、そろそろ自炊や節約に挑戦しようとしている人も多い時期。しゅんさんに、自炊を長続きさせるためのアドバイスをもらいました。
「まずはできるだけ料理のハードルを下げて、自分のためにおいしい料理を作る喜びや楽しさを感じてもらえたらと思います。難しいことは考えずに、簡単に作れそうなレシピから挑戦して、ぜひ楽しみながら料理を続けてもらえればと思います」