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公衆トイレの「レバー」足で踏む、手で押す? 意見まっぷたつ「絶対に手」「一生足でしか流さない」……TOTOの正式回答は?

福尾 こずえ 福尾 こずえ

「商業施設などにあるこのような洋式トイレの流すレバー、手で押しますか?足で踏みますか?」

40代女性のkumie(kumie_0131、以下kumie)さんがSNSで呼びかけた、「足で踏んでる人いるんだろうな〜って思いながらいつも手で押してますが、みんなはどっちですか?」。トイレの水洗レバーの位置は、足を上げて踏むにはやや高い位置だけど、できなくはない……その結果、意見がはっきり2つに分かれました。

「とりあえず、トイレットペーパー取って、その上から手で押します」
「絶対に手です。足でしてる人がいたら嫌だから、私は絶対手を使います」
「どうせ手を洗うので、手で押します」という「手で押す派」。

一方、

「この位置は悩むけど他人を信用できないので絶対に100%足で踏みます」
「ごめんなさい足です笑」
「ずっと足だと思ってたしそう思ってる人もいると思うので一生足でしか流さないです!」といった「足で踏む派」。

また「昭和なので和式は足が当たり前」「和式で育った昭和世代は足で流すのが“当たり前”でした。平成生まれのうちの子どもたちが「手で押す」というのを聞いて衝撃を受けました…」といった、世代で“手で押すか足で踏むか分かれる”、という意見も。 

kumieさんが出会ったこのトイレは、千葉県の大型スーパーとのこと。ボタン式が増えてきた印象があるものの、kumieさんは「3回に1回はこのタイプと出合う」と言います。kumieさんは手で押す派で、周囲の知人も手派が多いとのことですが、果たして本来はどちらで押すためのものでしょうか?

水回りに関する住宅設備機器メーカーの大手「TOTO株式会社」(本社:福岡県北九州市)の広報を務める賀来明子さんに詳しい話をお聞きしました。

レバーの押し方に…驚きの事実も!

――レバー式は実際に手か足かどちらで押すのが正解なのでしょうか?

「 “手”が正解です。フラッシュバルブは精密な部品です。足で蹴る力が加わると、レバーの根元が折れたり、中のパッキンが傷んだりして、故障の原因になります」 

――和式トイレはどうでしょうか?

「和式であれ腰掛便器であれ、フラッシュバルブ式の洗浄レバーは“手”で操作するのが正解です」 

――レバー式の場合、下に押さないと水は流れないのでしょうか?

「いいえ、下方向だけでなく、レバーは360度どの方向に押しても引いても流れます。ですので、上に引き上げても水平に押しても水は流れます」 

――どの方向でもいけるのですね! このタイプのトイレは現在も生産されていますか?

「はい、弊社では現在も生産しています。ただ、現在は自動洗浄が主流になっています。このタイプのトイレは、戦後の高層建築の発展とともに増え続け、高度成長期をピークに1980年代ごろから減り始めました。1990年代にはリモコン洗浄やオート洗浄など、現在よく見られる自動洗浄が中心になっています」 

◇ ◇

公衆トイレも時代とともに進化していることがうかがえますね。

TOTO株式会社では、デザインとテクノロジーが融合したTOTOらしい商品をグローバルに普及させることで、「きれいと快適・健康な暮らしの実現」と「社会・地球環境への貢献」の両立を目指しています。

2026年には、ウォシュレット一体形便器、シャワー、エコリモコンなど5点が「GREEN GOOD DESIGN AWARD 2026」を受賞。その中のひとつ、街なかの公衆トイレでも最近よく見かける「エコリモコン」(※)は、電池交換や電源配線が不要で、省資源を実現しました。公衆トイレを利用する際は、ちょっとチェックしてみてください。 

今回の「手で押すか」「足で踏むか」問答は、「手が正解」。kumieさんは「今までも『足でやっている人がいるんだろうな』と思いながら手で流していたので今後も手で流しますが、気休めにペーパーを挟んで下からレバーを引き上げる方法を取ろうかと思います」と、話してくれました。

プライバシーの最たる場所であるトイレ。他の人から見えない場所だからこそ、自身の方法が正しいと思いがちです。トイレでのマナーをいま一度省みてみるのも大切かもしれません。 

(※)参照
https://jp.toto.com/company/press/2026_04_15/
https://jp.toto.com/products/publictoilet/apricotp/ 

■TOTO株式会社公式HP https://jp.toto.com/
■kumieさんthreads https://www.threads.com/@kumie_0131

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