【新婚さんいらっしゃい!】
今回の新婚さんは、60歳の妻と26歳の夫による34歳差夫婦。しかも出会いは、大衆演劇の世界での“師匠と弟子”だった。「もう恋なんてしない」と思っていた妻に訪れたのは、34歳年下の彼が運んできた人生の春。過去に3回の結婚を経験し、20年ほど恋愛から遠ざかっていた妻が、若い弟子に心を奪われてロックオン。年の差も師弟関係も飛び越えた、濃密すぎる恋模様が明かされる。
そんな夫妻を訪ねてスタッフが向かったのは、東海村にある「劇団椿」。妻の母が約40年前に立ち上げた劇団で、最盛期にはおよそ50人の座員を抱え、全国の温泉街などを巡業していたが、現在の座員は8人。実家に舞台を構え、地域密着型の大衆演劇として活動を続けている。
初代座長である妻の母も健在で、稽古場では今も踊りを指導。妻は8歳から踊りを続けるベテラン役者で、今は2代目として舞台に立ちながら、踊りの指導も担っている。一方の夫は、普段はサラリーマンとして働きながら、1年前に入団した新人役者。しかも今では、夫の影響で妹2人も踊りを習い始め、劇団に通っているという。収録スタジオには、彼女らと夫の両親も駆けつけた。
夫が大衆演劇を初めて観たのは、中学時代に家族で行った銭湯でのこと。「自分もやってみたい!」と憧れたものの、家族の反対もあって諦めた。ところがある日、たまたま車で通りかかった際に『劇団椿』の看板を目にし、気持ちが再燃。思い切って連絡を取って訪ねたものの、最初はド緊張…。意を決して玄関を開けると、中からリーゼントヘアの初代座長が!「ヤバい事務所!?」と度肝を抜かれるも、後ろから現れた妻の姿を見てひと安心。「若くてかっこいい」「美人」がお互いの第一印象だったとのろける。
もっとも、この時点ではあくまで師匠と弟子。ところが入団からわずか3日後、業務連絡用にと交換したLINEに、妻から「彼女いるの?」と直球質問が!さらに、自身が長く独りだったことも明かしながら、若い弟子との距離を縮めていく。3度の結婚を経て、20年ぶりに訪れた恋心に、妻の心はすっかり持っていかれていたようだ。
一方の夫も、そんな年上師匠の急接近に最初は戸惑い気味。しかし、ただの“押しの強い年上女性”では終わらなかった。2人が舞台で踊ることになったのは『矢切の渡し』。許されぬ恋に落ちた男女が、すべてを捨てて逃げようとする場面を演じる中で、夫は妻の妖艶な舞に引き込まれていく。手を取った瞬間、「この人は運命の人かもしれない」と感じたというから、若い弟子も師匠の色香にハマってしまったようだ。
そして迎えた東海村の花火大会。夫はここで覚悟を決め、妻を誘って2人きりで出かけることに。花火を見た帰り道、妻から「何か言うことあるんじゃないの?」と催促され、ついに「好きだよ」とストレートに告白。さらに「これから先も面倒見るし、おしめも替える。一生守っていくので付き合ってください」と、34歳差を丸ごと引き受けるような男気を発揮!出会って5カ月、妻は「人生最後の言葉」だと喜んで受け入れた。
翌日には妻の母に報告。続いて夫の両親にも伝えることになったが、妻は夫の両親より9歳も年上…。夫の母は、「最初に報告を受けたときは頭が真っ白になった」と振り返る。しかし自宅に招くと、妻が作るもんじゃ焼きをみんなで囲み、一気に距離が縮まったそう。夫の母にとっても、「安心できるお姉さんのよう」だという妻。夫の妹たちにとって、恋の相談もできる“第二のお母さん”のような存在になっていった。
ラストは夫の母から妻へ宛てた手紙も紹介。「結婚してくれて本当にありがとう」「なんでも相談できる大切な存在」と綴られた言葉に、年齢差に驚きつつも2人を受け入れた家族愛がにじむ。
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放送日:2026年4月5日(日)午後0:55~午後1:25