祖父の葬儀で撮った6人の孫の写真を、19年後に祖母の葬儀で再現 “今も変わらぬ家族の絆”に「こういう親戚がほしかった」と感動の声

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Sarryさん(@s_a_r_r_y_555)がInstagramへ投稿した、親戚6人の集合写真が大きな反響を呼んでいます。写真に写っているのは、Sarryさんと2人の兄、それぞれの子どもたち――すなわち、Sarryさんの両親にとっての孫6人が写っています。

2005年の祖父(Sarryさんの父親)の葬儀の際に撮影された6人の孫たちの集合ショットを、19年経った2024年の祖母(Sarryさんの母親)の葬儀の際に完全再現し、Sarryさんがビフォーアフターとして2枚の写真を投稿したところ、「過去も現在もめちゃくちゃいい写真」「こういうのが撮れる家族や親戚がほしかった」と絶賛の声が集まりました。

Sarryさんと2人のお兄さんそれぞれが子どもたちを連れ、3家族が一堂に会したのは、19年前の祖父(Sarryさんの父親)の葬儀。みんなで集まった記念にと、6人の孫たちだけで集合写真を撮ったそう。キリッとした表情の子、横を向く子、変顔をする子など、それぞれが自分らしい表情を見せた一枚の写真です。

時は流れ2024年12月、今度は祖母(Sarryさんの母親)を見送る場面で、あの写真を思い出し、「また同じように撮ろう」と自然に話が出たそうです。集合写真を撮るのが好きだった祖母は、特にこの孫6人が写った2005年の写真を気に入っており、リビングに飾っていつも眺めていたそうです。

「年始やお盆に、親戚一同(Sarryさんと兄2人の3家族)で集まった時は写真を撮るのが恒例でした。19年前の父の葬儀の時のことはあまり覚えていないのですが、このときの集合写真がとても良く撮れていたので、写真立てに入れて飾っていました。そこで今回の母の葬儀で、『また撮ろうよ』というノリになったんです。父が亡くなった時は急でしたが、母は癌だったので看取ることができ、変な言い方にはなりますが葬儀の時の気持ちが違いました」(Sarryさん)

Sarryさんと2人のお兄さん、それぞれのお子さんたちはよく顔を合わせる仲なのだそう。

「私は三人兄妹で長兄とは7歳離れているので、長兄の子どもたちを自分の妹弟のように可愛がっていました。ですので、とくに長兄の子どもたちと私の子どもたちは今でも頻繁に会っています。(6人が)全員で集まるのはお正月やお盆くらいですね。母の通夜の後は、私の息子と次兄の息子が2人で式場に泊まり込んで母を見守っていました。葬儀の受付も、2人でやってくれましたよ」(Sarryさん)

19年が経ち大人になったお孫さんたちは、結婚したり就職したり、それぞれの道を進んでいると言います。

「集合写真にいる長兄の子ども2人は、現在は結婚して家庭を持っています。私の子どもたちは、就職してそれぞれ地元を離れて暮らしています。次兄の子どもたちは、ひとりが今年就職し、もうひとりは就活中の学生です。子どもたちはすっかり大人になり、それぞれに増えた家族や、時には彼氏・彼女を連れてきて、みんなでごはんを作って食べることも。今でもワイワイ、ガヤガヤした雰囲気はまったく変わらず、楽しいです!」(Sarryさん)

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