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現代人が抱える悩みのカテゴリは「将来への不安」がトップ では最も「深刻」な悩みは?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

刻々と変化する日々のなかで、多くの現代人は悩みを抱えています。オンラインカウンセリングサービス『Kimochi』を運営する株式会社remental(東京都渋谷区)は、このほど「現代人の悩み」に関する意識調査を実施しました。それによると、悩みのカテゴリとして最も多かったのは、お金や仕事を抑えて、「将来への不安」がトップとなり、漠然とした不安を抱える現代人の姿が浮き彫りになりました。

調査は、全国の20〜50代以上の男女429人を対象として、2026年1月にインターネットで実施されました。

調査の結果、全体の90.4%が「現在、何らかの悩みを抱えている」と回答しました。年代別に「悩みを抱えている」と回答した割合を見ると、人生の重要な選択が集中する時期であり、複数の悩みを同時に抱えやすい30代が94.2%で最も高く、最も悩みを抱える世代であることがわかりました。

具体的な「悩みのカテゴリ」としては、「お金・経済面」(59.9%)や「仕事・キャリア」(57.1%)を抑えて「将来への不安」(62.5%)がトップとなりました。

この背景として同社は「現代社会の不確実性の高まりがあると考えられる。終身雇用の崩壊、年金制度への不安、AI時代の到来、物価上昇などの漠然とした不安が多くの人を覆っている」と考察。

また、「『お金・経済面』や『仕事・キャリア』は『将来への不安』と密接に関連しており、多くの人が複数の悩みを複合的に抱えていることから、一つの悩みが別の悩みを引き起こす『悩みの連鎖』が起きている可能性がある」と分析しています。

そのなかで、「最も深刻な悩み」を尋ねたところ、「お金・経済面」(30.8%)がトップとなり、次いで「将来への不安」(21.0%)、「仕事・キャリア」(16.8%)が続きました。

なぜ「将来への不安」が最も広がっているのか

同社によると、「将来への不安」がトップとなった背景には、現代社会の構造的な変化があるといいます。

第一に、「将来の見通しが立ちにくい時代」になったことです。終身雇用・年功序列の崩壊、年金制度への不安、テクノロジーによる仕事の変化、かつてのように「このまま進めば大丈夫」という安心感を持ちにくくなっています。

第二に、情報過多による不安の増幅です。SNSやニュースを通じて、経済危機、災害、社会問題など、不安を煽る情報が絶えず流れてきます。これらの情報に触れることで、漠然とした不安が増幅される傾向があります。

第三に、「正解のない時代」のプレッシャーです。キャリア、結婚、ライフスタイル、かつては「こうすべき」という社会的な指針がありましたが、今は選択肢が多様化し、自分で決めなければならない。この「自由」が、逆に不安の源になっている面があります。

では、漠然とした不安に対して、どのように向き合えばよいのでしょうか。

同社の解説によれば、「何が不安なのか」「いつから感じているのか」「どんな状況で強くなるのか」など、不安を「言語化」することで問題の輪郭が見えてくるといいます。

次に、「コントロールできること」と「できないこと」を分けることです。将来の不確実性はコントロールできませんが、今日できる準備や行動はコントロールできます。「今、自分にできること」に集中することで不安を具体的な行動に変えることができます。

不安を一人で抱え込むと、思考が堂々巡りになりがちです。信頼できる人に話すことで、自分の考えが整理され、新しい視点を得られることがあります。専門のカウンセラーであれば、より効果的に不安を言語化し、向き合う手助けをしてくれます。

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