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大切なペットに長生きしてほしいから 年間支出額はイヌ41万円、ネコは20万円 うさぎや小動物で急増した費用は?

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大切なペットのために年間どのくらいの費用をかけていますか。ペット保険シェアNo.1のアニコム損害保険が実施したアンケート調査で、2025年の1年間に犬1頭にかけた費用は41万3416円、猫は19万5427円にのぼることが明らかになりました。特に治療費の増加が目立ち、ペットの医療への支出が年々拡大している実態がうかがえます。

この調査は、アニコム損害保険が、同社のペット保険「どうぶつ健保」の契約者を対象に、2025年1月から12月の1年間にペット1頭へ支出した費用についてインターネット上でアンケートを実施したものです。有効回答数は5494件(前年2024年分調査は4137件)となっています。

犬への年間支出は41万3416円、ほぼ横ばいも治療費は増加

まず、犬にかけた年間費用について見てみると合計「41万3416円」(前年比99.8%)と、全体ではほぼ横ばいの結果となりました。しかしながら、内訳を見ると変化が見られます。ケガや病気の治療費「8万9120円」(前年比110.9%)、光熱費(飼育に伴う追加分)は「2万2273円」(前年比105.4%)と、いずれも前年を上回りました。全体の支出総額は安定しているものの、医療費やエネルギーコストの上昇が家計に影響を与えていることがうかがえます。

次に、猫にかけた費用については「19万5427円」(前年比109.5%)と増加しました。なかでも注目されるのが、ケガや病気の治療費「4万7130円」(前年比145.2%)と大幅な増加を記録しています。

犬と比較すると総額は低いものの、増加率の高さが際立っており、猫の医療ニーズや受診機会の拡大が背景にあると考えられます。

うさぎへの年間支出は15万875円、ペットホテル費用が急増

続いて、うさぎにかけた費用について見てみると「15万875円」(前年比89.6%)と、前年より減少しました。一方で、内訳を見ると興味深い変化があります。ペットホテル・シッター費「5510円」(前年比251.1%)と大幅に増加しており、外出機会の増加や旅行需要の回復が影響している可能性があります。また、ケガや病気の治療費「2万7186円」(前年比98.3%)とほぼ横ばいでした。全体の支出は減少しているものの、項目ごとの変動が大きく、飼育スタイルの多様化がうかがえます。

また、小動物にかけた費用については「11万5944円」(前年比117.8%)と増加しました。犬・猫と比べると総額は低いものの、伸び率は全動物の中でも特に高い水準となっています。小動物においても飼育にかかる支出が拡大しており、ペット全体の多様化とともに、飼育環境の充実や医療へのアクセス向上が進んでいることが反映されていると言えるでしょう。

犬の洋服、最多は「1〜5着」 柴犬の約35%は「持っていない」

最後に、犬の洋服保有枚数についても調査が行われました。いずれの犬種でも最も割合が高いのは「1〜5着」という結果でした。

ただし、「持っていない」と回答した割合は犬種によって大きく差があり、柴犬(34.9%)と比較的高い結果となっています。一方で、トイ・プードルでは「10〜19着」(21.2%)、チワワ(23.1%)と、一定数のオーナーが多数の洋服を用意していることも明らかになりました。犬種ごとの気質や飼い主の嗜好が、ファッションへの支出にも反映されていることが興味深い点です。

◇  ◇

今回の調査を通じて、ペットへの支出は種別を問わず拡大傾向にあることが改めて確認されました。特に治療費の増加は犬・猫ともに共通した傾向であり、ペット医療の高度化や飼い主の健康意識の向上が背景にあると考えられます。また、洋服などのファッション面での支出も犬種によって特色が見られ、ペットとの暮らし方の多様化が進んでいることが数字からも読み取れます。ペットを家族の一員として迎える文化が根付くなか、支出の内容や傾向をきちんと把握しておくことは、長期的な飼育計画を立てるうえでも重要と言えるでしょう。

【出典】
アニコム損害保険株式会社

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