「中3息子の中学校の校内展覧会。修学旅行をモチーフとした切り絵の展示で、お寺や名所の細密で美しい作品が続く中、息子の切り絵がこれで笑った。」
投稿者である「ひこちゃん」(@YOTUGINOKO)さんの息子さんが作ったという作品は、メガネの男性が目の前の蕎麦を「うまい」と称賛する切り絵。その名も「蕎麦を食ふ男」。修学旅行の思い出として観光名所を選ぶ同級生が多い中、蕎麦を食べる男性の姿を切り絵に収めるという斜め上の発想が、多くの人の笑いと称賛を呼びました。
「躍動感?センスが光りまくっている」
「タイトルが、旧仮名遣いなのがまたテクニカル....w」
「線の繋げ方に不自然な所が全くない作品になっていて凄いです!」
「センスの塊ですネww」
ユニークな題材選びへの驚きだけでなく、集中線の処理や旧仮名遣いのタイトルといった細部へのこだわりを見抜く声も多く寄せられました。笑いの中にも確かな技術が宿っているとの評価が、この作品の面白さをより際立たせています。
息子さんはなぜ、修学旅行の思い出として「蕎麦」を選んだのでしょうか。また、異彩を放つ息子さんの作品を目にした際、ご自身はどのような気持ちだったのでしょうか。ひこちゃんさんに詳しいお話を伺いました。
ーー息子さんは修学旅行でどこに行かれたのでしょうか?
「京都と広島に行きました。蕎麦は京都で食べたようです」
ーー修学旅行の思い出の中から、息子さんが蕎麦を題材に選んだのは?
「息子はお寺や名所ではなく人物をモチーフにしたかったらしく、思案をめぐらせ班行動中に食べたお蕎麦に行きついたみたいです」
ーー周りの人からは、どんな感想が聞かれたでしょうか?
「インパクト、迫力があるとの評価を受けたようです」
ーー息子さんの作品を見た際の率直なご感想は?
「京都や広島の情景を切り絵にした作品が並ぶ中、蕎麦を食べる男が現れたので周りとのギャップもすごく吹き出してしまいました」
ーーかなり手慣れているように見えますが、息子さんは切り絵が得意?
「切り絵はやってませんが、工作の類は大好きです」
ーー息子さんが過去に手がけた作品の中で、反響が大きかったものは?
「息子が小4の夏休みに作った『終業式の後の大量の荷物を一気に運べる人力車』は今回以上の反響がありました」
大好きな工作で培われた、息子さんのセンスが切り絵でも光った今回の作品。漫画家でもあるひこちゃんさんから受け継がれたその類まれなる感性を活かし、今後も多くの人を楽しませることでしょう。
最後に、ひこちゃんさんから手掛けているマンガについてコメントを頂戴しました。
「息子の小学生時代を描いたエッセイ漫画が発売されています。ぜひ読んでみてください」