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京都の街角に「宇宙兄弟」描いた自販機が登場 「せりか」の願いに賛同、売り上げを難病支援に

京都新聞社 京都新聞社

 京都市北区の洛星中・高は、人気漫画「宇宙兄弟」のイラストを描いた自動販売機を同校近くの街頭に設置した。売り上げの一部を同作の登場人物にちなんだ「せりか基金」に寄付し、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)の治療研究を支援する。

 同作は、宇宙飛行士兄弟の成長を描いた小山宙哉さん(京都市出身)の漫画。作中で、父親をALSで亡くした宇宙飛行士・伊東せりかが治療薬研究に励む姿が描かれていることにちなみ、小山さんのマネジメント会社などが一般社団法人「せりか基金」を設立。2017年からALS研究者を助成している。

 洛星中・高の卒業生にもALS患者がいるほか、医師や宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員など医療・宇宙関係者のOBも多いことから、基金に賛同。同校が管理する笹屋町通西大路東入ルのコインパーキングに自販機を設置した。同基金の自販機は全国初といい、売り上げの2%を寄付する。

 自販機には、せりかが治療薬開発への決意を述べる漫画の一場面や、主人公のムッタ、ヒビトらのイラストが描かれ、基金が助成した研究の一覧も記されている。

 小田恵校長は「ALSという病気を知り、身近に考えてもらうための第一歩になれば。小さな力でも、積もり積もれば大きな力になるんだと実感してもらえたら」と話している。

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