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14歳メスのクジャクに……飾り羽があらわれて、飼育員が「あれ?」 加齢で華麗に「人間は年とったら髭が」「華美になるの羨ましい…」

そんでなライターズ そんでなライターズ

札幌市円山動物園で飼育されているメスのインドクジャクに、本来オスにしか生えない華やかな飾り羽が現れました。その写真をXに投稿した同園の公式アカウント(@marudou_fan)が264万回以上表示されるなど大きな話題となっています。

投稿された写真に写っていたのは、通常は茶色っぽい地味な羽色のメスのクジャクに、オスが持つような青緑色の飾り羽が現れた様子でした。

話題の個体は、2011年生まれの14歳のメス「黄」。担当者が異変に気づいたのは2025年5月頃で、それまで茶色だった羽が青や緑に輝くように変化し始めたといいます。

「なんとなく色味が変わり、綺麗になってきているかもという印象でした。飾り羽の目玉模様が出てきたあたりで『あれ?』となり、驚きました。11月にはかなり飾り羽が伸びてきていたので、半年ほどで見た目が変わりました」

このようにメスにオスの特徴が現れる現象は、高齢によってメスの性ホルモンが減少することが一因と考えられており、まれに見られるケースだといいます。

「当園ではこの個体のみで確認できたため、比較的珍しい現象だと思います。他園のおびひろ動物園では、過去に同様の変化があったことがあるそうです」

この羽の色は色素ではなく、羽の微細な構造が光を反射する「構造色」という仕組みによるもの。シャボン玉やCDと同じ理屈で、見る角度によって色合いが変わります。オスのはく製と見比べたところ、飾り羽に大きな差はなかったといいます。

投稿には「歳を取るほど美しくなるんだなあ」「女性ホルモンが減って美麗になるの羨ましすぎる」といった羨望の声が相次ぎました。加齢に伴うホルモン変化で人間の女性にひげが生えることがあるのとは対照的に、クジャクは華やかな飾り羽を手に入れることから、「人間の更年期なんて悪しかないのに、ホルモンの乱れたクジャクはこんなに華やか!ずるすぎ」といった声も寄せられました。

来園者の反応にも変化があったといい、「これまでは展示室の前で長く足を止める方はあまりいなかったのですが、今回のことがあってからは興味深げに観察してくださる方が増え、『不思議!すごい!』『きれいだね』と話してくれる方も多くなりました」と担当者は話します。

現在も問題なく採餌や飛翔が確認できているとのことで、担当者は「高齢のため普段の健康管理には気を付けながら、丁寧な観察や定期的な健康診断を行っていきたい」と話しています。

「日に当たったときや、動いたときの色の変化や鮮やかさに注目してほしいです。展示室前には飾り羽も展示しているので、ぜひ近くで見ていただきたいです」

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