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シメの雑炊を作る直前、お椀の汁を鍋に戻す彼氏にギョッ 「加熱するからいいんじゃね?」価値観のズレが招いたカップルの危機

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冬の食卓の主役といえば、やはり「鍋」ですよね。家族で一つの鍋を囲む時間は、心まで温まる団らんの象徴。しかし、そんな平和なひとときに、ある「論争」が勃発しているのをご存知でしょうか。

それは、最後のお楽しみである「鍋のシメ」の工程で起こります。お話ししてくださったのは、今年1月に彼氏と同棲を開始したばかりの愛知県在住・M美さん(30代・会社員)。一番楽しい時期のはずなのですが…先日、彼氏の「ある行動」に思わず物申してしまったといいます。

「戻す派」vs「絶対無理派」の埋まらない溝

「鍋の終盤、彼氏が自分のお椀に残ったスープを、ドバドバと大鍋の中に戻し始めたんです。雑炊を作る直前でした」

M美さんが「それは衛生的にちょっと…」と顔をしかめると、彼氏は不思議そうな顔でこう言い返したそうです。

「え、なんで?これから加熱して沸騰させるんだからいいじゃん。そもそも食べてる最中だって、直にお箸がスープに触れてるんだし、理屈は同じでしょ」

確かに一理ある、のかもしれません。しかし、人の価値観というのは難しいもの。自分一人の食事ならまだしも、人の口に入ったものが再び「共有スペース」である鍋に戻る。この事実に、M美さんは「生理的な拒絶感」を抱いてしまったといいます。

「じゃあ、〇〇は食べられる?」

「じゃあさ、会社の上司が同じことをしていたらどう思う? あなた、その鍋を気持ちよく食べられる?」

M美さんが放った問いに、それまで饒舌だった彼の手がピタリと止まりました。「それは…」と数秒ほど視線を泳がせ、言い淀む彼。やはり、他人となれば話は別なようです。しかし…。

「それは…他人とか上司なら、ちょっと抵抗あるよ。でも、俺とM美は付き合ってるんだし、他人じゃないじゃん。相手が俺だからいいだろ?っていうか、普通そこは『家族みたいなもん』って受け入れるところじゃないの?」というのが、彼氏の言い分でした。

「効率」や「合理性」を盾にする彼氏と、「清潔感」や「マナー」を重視するM美さん。この溝は、一度深まると修復が容易ではありません。

衛生観念の「マイルール」で衝突

鍋のしめ問題だけではなく、他にも「衛生観念にまつわる価値観のずれエピソード」が寄せられました。

■ Sさん(40代・男性・公務員)
「妻のズボラさに驚いたことがあります。シンクで水に浸けておいた皿の上に、油でギトギトのフライパンを重ねるんです。理由を聞くと『どうせ全部洗剤で洗うんだから効率的じゃん』と一蹴されました。そうじゃなくて、せっかく水につけてるところに油がついちゃうのが許せない…と思ってるんですが、僕が間違っているのでしょうか…」

■ Yさん(20代・女性・主婦)
「うがいをした水を、これから洗う予定の食器が入ったシンクに吐き出す旦那。初めて見たときは絶句しました。『汚いよ!』と注意したら、『え、汚いから洗うために置いてあるんでしょ? 綺麗な場所には吐かないよ』と謎のドヤ顔。その発想はなかったというか、思考のベクトルが違いすぎて、もはや宇宙人と会話している気分です」

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こうした声に共通しているのは、単なる汚れへの恐怖ではなく、「自分の感覚を無視されている」という悲しみです。科学的に菌が死滅するかどうか、という数値上の話ではありません。

「相手が嫌だと言っている」という事実を尊重できるか。結局のところ、問題の本質はそこにあるのではないでしょうか。

共感と歩み寄りの先に

人それぞれ、育ってきた環境によって「当たり前」の基準は異なります。

「これくらい、いいじゃん」という言葉は、相手のこだわりを軽視することになりかねません。逆に、「ありえない!」と一方的に断罪することも、角が立ちます。大切なのは、相手の「気になる」を一つの個性として受け止める心の余裕。

今夜の鍋のシメ。スープを戻す前に、一度パートナーの顔を見て「スープ、鍋に戻しても大丈夫?」と聞いてみる。そんな、ほんの数秒のコミュニケーションが、身近な人との平和を守る砦になるのかもしれません。

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◆はいどろ漫画 日常の事件や、身近なスカッと話をお届け!【はいどろ漫画】のInstagramで連載漫画を描いてます。
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