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駐車場で震えていた「タレ目の子猫」を保護して1年→キリッとした“イケメン猫”へ成長

梨木 香奈 梨木 香奈

一晩中、冷え込む駐車場で震えながら声を枯らしていた小さな命。その鳴き声に導かれるようにして始まった出会いが、一軒の家庭に新たな彩りをもたらしました。Xユーザー・カカオとナナと飼い主ネモさん(@LouiseFleur1)の家族となったのは、元気いっぱいの男の子「ナナ」くん。ともに歩んだこの1年ほどの道のりとは。

駐車場で震える小さな影を見つけて

ナナくんとの出会いは、2024年11月19日。ある公共施設の駐車場で、子猫の鳴き声が響いているという話を聞き、飼い主さんは現場へと急行しました。

「大きな声でミャーミャー鳴きながらブルブル震えていました。それが当時、生後1カ月だったナナです」

周囲に親猫や兄弟猫がいないか探しましたが、それらしき姿は見当たりませんでした。このまま放っておけば命の危険もある状況。しかし、飼い主さんの頭には、自宅で待つ12歳の先住猫・カカオくんのことがよぎったといいます。

「カカオは、庭に野良猫が姿を見せるだけでパニックになり、人間に襲いかかってしまうほどデリケートな子だったんです。そのため、ナナを連れて帰っていいものか迷いましたが、ひとまず連れて帰って様子を見ることにしました」

甘えん坊な素顔を見せ、1週間で家族の一員に

保護された当日は怯えていたナナくんでしたが、驚くほどの変貌を遂げます。

「翌日からはとても甘えん坊になって、どこへ行くにもついて回りました。動物病院に連れて行くと、獣医師からは『タレ目のかわいい子ですね』と言われました。今、振り返れば、タレ目だったのは子猫の時だけ。成長するにつれて、キリッとした目つきに変わっていきました」

ナナくんを見守る一方で、飼い主さんは迷子の可能性も考え、関係各所へ確認しましたが、ナナくんと思われる子を探しているという情報はありませんでした。

そうするうちに、ナナくんはすぐにトイレを覚え、自ら毛づくろいもこなすように。心配していたカカオくんとの相性も、子猫ということもあってか大きな衝突はなかったといいます。

「カカオと一緒に過ごせそうだとわかったので、1週間ほどケージで様子を見たあと、正式にうちの子としてお迎えすることを決めました。ナナはカカオのことが大好きで、いつも追いかけ回しています」

やんちゃなところも愛しい…今、ナナくんへ伝えたいこと

現在、1歳4カ月になったナナくんは、キリッとした涼しげな目元がかっこいいイケニャンに。エネルギーに満ちあふれた「わんぱく盛り」へと成長しました。

「元気すぎてカーテンを派手に破られることもありました。猫と暮らしていれば仕方ないことだと割り切っていますが、近所から『荒んだ家』だと思われないか心配したこともあります」

あの日、震える体で鳴いていた子猫は、今、温かな家の中で、大好きな先住猫と飼い主さんに囲まれながら、幸せな“猫生”を歩んでいます。

「『七色の虹のように幸せになって』と名付けたナナ。これからも一緒に幸せに暮らそうね。でも……あんまり家を壊さないでね」

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