大阪市都島区に、ネコに特化した賃貸マンションがお目見えした。高所や上下運動を好むネコのための「キャットウオーク」を内部に設けるなど、ネコ目線のしつらえとなっている。全国的にも珍しい賃貸マンションで、注目されそうだ。 住友林業グループで、不動産事業を手がけるLeTech(リテック、大阪市北区)の「LEGALAND+猫MIYAKOJIMA(リーガランドプラスネコミヤコジマ)」。
地上8階で、1LDKが21戸。大阪メトロ都島駅から徒歩8分の場所に位置する。
衰えを知らないネコ人気に着目。賃貸マンションの場合、犬は飼えるが、ネコの飼育は不可としているケースが少なくない。ネコの爪を研ぐ習性などで、退去時の手入れが大変になる傾向があるためという。賃貸でネコを飼いたい人たちのニーズを取り込みたいと考えた。
大きな特徴がキャットウオーク。一部は透明のアクリル板にしており、飼い主が下からかわいい肉球を眺められるようにした。
トイレは広々とスペースをとり、ネコ用トイレも置ける。ネコが出入りできる専用の小さなドアも設けた。
内装のクロスは抗菌、抗臭で、壁材も傷が付きにくい素材を採用した。コンセントは床から高めに設置し、ネコのいたずらによるトラブルを防ぐ。
ドアノブは、ネコが開けにくい形状にして脱走を防止する。
温度変化を感知してスマートフォンに通知し、外出先からエアコンを操作することが可能。ネコの様子を確認できるカメラも備えており、飼い主が安心して外出できるようにした。
一連の工夫は、愛猫家の社員を交えて考えたという。
このほか、獣医師との連携で、健康相談などのサポートも提供する。有料で混合ワクチン接種などのサービスも受けられる。
家賃は16万~18万円に設定。さまざまな設備が充実している分、近隣の普通のマンションよりは高めという。担当者は「ネコと暮らすことに焦点を置いて造った。ネコ好きの方や、これから飼おうという方にぜひ住んでほしい」と話している。