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純国産糸こんにゃくメーカーが「手結び」明記 新パッケージに込めた結び職人の誇り 老舗メーカーが手作業を続ける理由

そんでなライターズ そんでなライターズ

ずっと手で結んでいたのにパッケージに「手結び」って書いていませんでした―。大分県由布市のこんにゃくメーカー・佐藤商店の公式アカウント(@Satoshoten_Yufu)が投稿したこの一文に313万件超のインプレッションがつき、話題となっています。

「手結び」と加えられた新たなパッケージ写真と共に、こんにゃくを手で結んでいる様子の動画が投稿されると、「すごい職人技」「機械でやってるんだと思ってた」とその技量に驚きのコメントが相次ぎました。アカウントの中の人に取材しました。

パッケージを変えたのは、以前SNSで「手結び」であることがバズった時に、寄せられたあるコメントが理由でした。

「弊社では手結びが当たり前であったため、これまであえて記載しておりませんでした。昨年、初めてバズった際に『手結びとパッケージに書いた方がいい』『奥ゆかしいにも程がある』といったお声を多数いただき、すぐにパッケージ変更を決めました」

今回のリニューアルではあえて大きなデザイン変更は行わず、「手結び」の文字を目立つように入れたといいます。

「現在のデザインで商品を覚えていただいているので、そこは崩さず、『手結び』の文字を目立たせるように考えました。少し目立たせすぎたかもしれません(笑)。でも一目で『手結び』であることが伝わる点は、良かったのではないかと感じています」

また、以前同様パッケージに大きく書かれている「純国産」の文字にはこだわりがあるそうです。

「本商品を開発した当時は、外国産のこんにゃくが国内で販売され始めた時期でした。『国産』だけでなく『純』を加えることで、国内原料・国内生産であることをより強調できると考えました。『国産の手結びは貴重だから応援しています!』というコメントもいただき、とてもうれしかったです。伝えたかった価値が、真っ直ぐ届いたと感じました」

現在も機械ではなく、すべて人の手で結ぶ製法を続けている理由について、次のような理由があります。

「機械より手作業の方が速くて正確だと言われています。食感についても、結び目が堅すぎず緩すぎず、噛んだときの絶妙な歯ごたえが特長です。私も、数年前まで結び職人をしていました。初めて手結びを見たときの衝撃が忘れられず、今こうしてSNSで発信を続けています」

「結び糸こんにゃく」をおいしく食べるためのおすすめの調理法や、新パッケージの商品をスーパーなどで見かける買い物客へのメッセージを聞きました。

「おすすめは、おでん、鍋もの、煮物です。売り場で見かけたら、手に取っていただけると幸いです。現在は主に九州での流通ですが、この記事が関西・関東のバイヤー様の目に留まればうれしく思います」

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