2024年1月の制度開始から丸2年が経過し、いよいよ3年目の運用フェーズに突入した新NISA。家計診断・相談サービス『オカネコ』を運営する株式会社400F(東京都中央区)が実施した「オカネコ 新NISA3年目の利用実態調査」によると、新NISAを利用している人の約9割に「利益」が出ていることが明らかとなりました。
調査は、全国の30~60代以上の同サービスユーザー382人を対象として、2026年1月にインターネットで実施されました。
まず、「新NISA開始から現在までの運用成績」を尋ねたところ、「大きなプラス(+20%超)」が44.9%、「プラス(+1%〜20%以下)」が45.3%となり、約9割に利益が出ている状態であることがわかりました。
また、「新NISAを利用した感想」については、利用者の9割以上が「満足」(非常に満足している37.5%、どちらかというと満足56.3%)と回答しています。
一方で、「不満」(どちらかというと不満3.5%、不満2.7%)と答えた人の理由としては、「期待したほど利益が出ていない」(37.5%)を抑え、「投資資金の捻出が苦しい」43.8%が最多となりました。
次に、「2026年の成長投資枠の活用方法」について尋ねたところ、「つみたて投資枠と同じ投資信託を買い増す」(52.4%)が過半数を占めた一方で、個別資産への投資意欲では、「日本の高配当株・優待株」(37.2%)が「米国個別株・ETF」(18.4%)の約2倍となりました。
他方、新NISAを利用していない層に対し、その理由を尋ねたところ、「投資初心者なのでリスクが怖い」(32.5%)、「投資にまわせるお金がない」(31.7%)、「手続きが面倒・億劫だから」(25.4%)といった回答が上位に並んだほか、「株価が高値圏にあり、今始めると損をしそう」(14.3%)や「開始直後のブームに乗り遅れ、今さら始めてもメリットが少なそう」(12.7%)などの意見も見られました。
最後に、新NISAの生涯非課税保有限度額である「1800万円の使い切り計画」について尋ねたところ、「投資期間10〜15年以内」(37.6%)が最多となり、「最短(2028年まで)」(24.8%)は2割強にとどまりました。
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【出典】
▽家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ