【Q&A】家庭内別居の行く末についてよくある質問
Q. 家庭内別居中に相手が出ていった場合、婚姻費用は請求できますか?
家庭内別居中に相手が家を出て別居状態になった場合、収入の多い方が少ない方に対して生活費(婚姻費用)を支払う義務があります。婚姻関係が継続している限り、別居していても婚姻費用の請求は可能です。請求する際は、家庭裁判所に婚姻費用分担請求調停を申し立てることができます。
Q. 家庭内別居が子供に与える影響は?
家庭内別居は、両親の冷たい雰囲気や会話のない家庭環境により、子供に心理的なストレスを与える可能性があります。子供は敏感に家庭の空気を感じ取り、不安や自己肯定感の低下を招くことがあるため注意が必要です。子供のためを思って家庭内別居を選択する場合でも、子供の様子を注意深く観察し、必要に応じてスクールカウンセラーなどに相談しましょう。
Q. 家庭内別居から調停を申し立てることはできますか?
家庭内別居の状態でも、離婚調停や婚姻費用分担請求調停を家庭裁判所に申し立てることは可能です。同居していても夫婦関係が破綻している事実があれば、調停で話し合うことができます。ただし、調停で離婚が認められるかどうかは、夫婦関係の破綻を示す証拠の有無や相手の意向によって異なります。
Q. 家庭内別居中に生活費をもらえない場合はどうすればいい?
夫婦には婚姻費用分担義務があり、家庭内別居中であっても収入の多い方が少ない方に生活費を渡す義務があります。相手が生活費を渡さない場合は、まず話し合いを求め、それでも改善されなければ家庭裁判所に婚姻費用分担請求調停を申し立てましょう。生活費を渡さない事実は、夫婦関係破綻の証拠としても有効です。
Q. 家庭内別居の状態で新しいパートナーと交際するのは問題ですか?
家庭内別居中であっても、法的には婚姻関係が継続しているため、新しいパートナーとの交際は不貞行為とみなされる可能性があります。不貞行為が発覚すると、離婚訴訟で有責配偶者となり、自分から離婚を求めることが困難になります。また、相手から慰謝料を請求されるリスクもあるため、正式に離婚が成立するまでは新しい交際は控えるべきです。
家庭内別居の行く末は早めの決断と行動が重要
家庭内別居を経験した夫婦の83%が最終的に離婚を選択しており、多くの場合は数年以内に離婚や別居に至ります。長期間、夫婦の会話がない状態が続けば、相手から離婚を切り出される可能性も高まるでしょう。
関係修復を望むなら、夫婦カウンセラーなどの専門家に早めに相談することをおすすめします。一方、離婚を決意した場合は、弁護士への相談や証拠集め、経済的自立の準備を計画的に進めましょう。ADR(裁判外紛争解決手続)による話し合いでの解決も選択肢の一つです。
家庭内別居の行く末は、修復するにしても離婚するにしても、早めの決断と適切な専門家のサポートが重要です。
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