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「指定席でも譲るべき?」新幹線車内での子連れ・妊婦への配慮を巡りSNSで賛否、JR東海の見解は?

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

帰省ラッシュで混み合う年末年始の新幹線車内で、指定席の乗客に対して、子連れやヘルプマーク所持者であることを理由に、「席を譲ってほしい」と要求する自由席特急券の乗客がいた、という投稿がSNS上で大きな話題となった。

「指定席特急券」を所持していても、通路やデッキに立つ人物にハンディキャップがあったり、「子連れ」「妊婦」「高齢者」などであれば、やはり善意で席を譲るべきなのか?

「座りたいなら事前に指定席を取るべき」派と、「善意や体力があるなら譲るべき」派に分かれた「新幹線の指定席の譲渡問題」について、JR東海に取材を行った。

新幹線の「指定席」と「自由席」は交換できません

SNSで話題になった今回の件については、JR東海も把握しているという。

ただ、具体的にどの列車で発生した事案なのか?などの詳細が不明なため、事実関係の確認はできていないそうだ。

「JR旅客6社共通の運送約款である旅客営業規則に定めている内容について回答いたしますと、新幹線の指定席は、その座席の指定席特急券を所持するお客様のために確保しているものであり、当該お客様以外のお客様が使用することはできません。

また、使用開始後の乗車券類を他人から譲り受ける行為は旅客営業規則で禁止していますので、<指定席特急券を所持するお客様>と<自由席特急券を所持するお客様>が特急券を交換することもできません」(JR東海・広報部)

年末年始に自由席を利用する場合は「ひかり」「こだま」を!

そもそも、とくに混み合う年末年始の繁忙期(2025年度は12月26日~1月4日)では、「のぞみ」号は全席指定となる。

そのため、⾃由席特急券では繁忙期の「のぞみ」は原則利⽤ができない。

「東海道・山陽新幹線では、年間の中でもご利用が特に多いピーク期において、『のぞみ』号を全席指定席とすることとし、2023年度の年末年始より実施しています。同期間中、『のぞみ』には自由席が設定されません。自由席特急券をお持ちのお客様は『ひかり』『こだま』の自由席をご利用ください」(JR東海・広報部)

自由席特急券で乗ったが「指定席」を使いたい…どうすれば?

では、繁忙期以外で、自由席特急券で乗車したものの、「指定席」を利用したい場合はどうするべきなのか?

「自由席特急券を所持するお客様が車内で指定席の利用を希望される場合は、指定席に空席があれば『指定席特急券との差額』をお支払いいただくことで指定席特急券に変更することが可能ですので、車掌にお声かけください」(JR東海・広報部)

また今回のように、「指定席を譲ってほしいと言われた」など、車内で困りごとなどが発生した際も、乗務員やパーサー、警備員に必ず申し出てほしいという。

「指定席特急券をお持ちのお客様は、お持ちのお座席をご利用頂きつつ、車内にてお気付きの点やお困りのことがございましたら、大変お手数をおかけいたしますが、乗務員やパーサー、警備員へお申し出いただけますと幸いです。車内の状況により限りはございますが、可能な限り対応をさせていただきます」(JR東海・広報部)

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