先日、休日のフードコートで目撃した危険な光景をX(旧Twitter)に投稿した脳外科専門医、こう(@FPkinmui)先生。
過去のショッキングな事故を思い出した人が続出したその投稿は、130万以上表示され、2万以上のいいねがついた。
脳外科医が警鐘「大人も食べ歩きは控えて」
「休日のフードコートで未就学児らしきお子さんが割りばしをくわえたまま走り回っていた。危険すぎる。忘れもしないのは、1999年、綿菓子を食べていた当時4歳の男の子が転倒して割りばしがのどに突き刺さり、小脳まで達して翌日亡くなるという痛ましい事故が発生した。
脳外科医としてお伝えしたいことは、保護者の皆さん!どうかお子さんには座って食べるようご指導をお願いします!そして、保護者の皆さんもお子さんの前で食べ歩きなどは控えるようお願いします!」
<こう@脳外科医さんのXの投稿より>
「杏林大病院割りばし死事件」
こう先生が投稿していた「1999年に発生した痛ましい事故」とは、「杏林大病院割りばし死事件」のこと。
盆踊り大会の夜、男児が綿菓子の割りばしをくわえたまま走っていて転倒。救急搬送され処置後に帰宅したが、翌朝に死亡。司法解剖の結果、のどの奥に刺さっていた割りばしの破片が小脳まで達していたことが判明したという。
「医療裁判としても世間から注目されましたので、やはり脳外科医であれば今でもかなり印象に残っている事件だと思います」と、こう先生。
「今回フードコートで目撃した未就学児らしき子どもさんも男の子でした。かなり混雑していたので、親御さんの姿は私からは確認できていません」(こう@脳外科医さん)
のどの奥には命に関わる「脳」がある
脳外科専門医として、「串に刺さった食べ物は座って食べる、を徹底してほしいと思います」と、こう先生は訴える。
「座っていても椅子から落ちる場合があります。子どもが食べ終わるまでは目を離さないようにするのがいちばんです。食事だけでなく、歯磨きをする時も歯ブラシをくわえたまま歩き回らないとか、とにかく口に棒状のものを入れている間は静かにする習慣を身につけるよう、日常でも親御さんは意識しておいてほしいです。のどの奥には、骨1枚の向こう側に大切な脳があることを覚えておくべきです」(こう@脳外科医さん)
こう先生の投稿に対して、同様の実体験をした方々からのコメントや、「今でも忘れられない事件です」「大人だって気を付けるべき」といった共感の声が多く寄せられた。