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【結婚式の謎マナー】つま先が空いた靴はNG、揺れるピアスは“家庭が揺らぐ” 真偽不明のルールや迷信に気疲れする若者たち

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

真偽の定かでない“マナー”や“迷信”をいまだ耳にする結婚式。株式会社トキハナ(東京都港区)が実施した「結婚式に潜む謎マナー・慣習」に関する調査によると、結婚式実施者の6割強が「ルールや風潮が理由で準備や参列を面倒に感じたことがある」と回答し、“マナー疲れ”が式へのハードルを高めている実態が明らかになりました。

調査は、全国の20〜30代の男女410人を対象として、2025年10月にインターネットで実施されました。

調査の結果、結婚式での真偽の定かでない“マナー”や“迷信”について、「気にしなくていい」と回答した人の割合が最も高かったのは、「結婚式に揺れるピアスを着けていくのは“家庭が揺らぐ”という意味でNG」で、未婚者は52.4%、既婚者は66.2%でした。

続いて、「新郎新婦の招待人数に差があるのはふさわしくない」という意見については、未婚者の49.2%、既婚者の62.6%が「気にしなくてもいい」と回答し、特に結婚式を実施した既婚者で「人数の差があっても問題ない」と考える傾向が見られました。

また、「冬の結婚式でファーを身につけるのは“死を連想させる”」についても、未婚者の46.1%、既婚者の55.7%が「気にしなくてもいい」と回答。

さらに、「ドライフラワーは“枯れている”から縁起が悪い」という言い伝えについても、未婚者の44.0%、既婚者の55.3%が「気にしなくてもいい」と回答しています。

そのほか、「つま先が空いた靴は“妻が先立つ”からNG」という考えには未婚者の47.6%、既婚者の53.9%、「両家の両親の席は“末席であるべき”」では未婚者の45.0%、既婚者の52.1%が「気にしなくてもいい」と回答しました。

また、「ご祝儀は新札でなければならない」では未婚者の39.8%、既婚者の50.2%、「ゲストは当日、会場到着は20~30分前に来るのがマナー」では未婚者の34.0%、既婚者の45.2%が「気にしなくていい」と回答。なお、この風潮では唯一、「配慮すべき」と回答した人が未婚者(38.7%)、既婚者(46.1%)ともに「気にしなくていい」を上回りました。

最後に、「これらの風潮が理由で結婚式の準備や参列を面倒に感じたことがありますか」と尋ねたところ、既婚者の64.4%が「ある」と回答。未婚者でも48.2%が「面倒」と答えていることから、“マナー疲れ”が式へのハードルを高めている実態が明らかになりました。

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