夫婦だからこそ何でもわかり合いたい反面、近い存在だからこそ言い出せない隠しごとが生まれてしまうこともあります。既婚者向けコミュニティ『ヒールメイト(Healmate)』を運営するレゾンデートル株式会社(東京都新宿区)の調査によると、「”あえて”配偶者に隠していること」がある既婚者が4割弱を占めました。では、夫婦間の「隠しごと」を許せる人はどのくらいいるのでしょうか。
調査は、20~59歳の既婚者男女3000人(男女各1500人)を対象として、2026年5月にインターネットで実施されました。
その結果、「現在隠しごとがある」とした人は全体の36.4%で、「過去に隠しごとがあった」(9.8%)を合わせると、実に46.2%の既婚者が「配偶者に秘密を持った経験がある」ということが明らかになりました。
夫婦間の隠しごとは決して珍しい特別なものではなく、多くの家庭で日常的に存在するリアルな実態と言えます。
「現在隠しごとがある」とした割合を男女別で見ると、男性が37.9%、女性が34.8%で、男性のほうが『隠しごと』をしている人の割合がやや高い結果となりました。
年代別では、30代(42.0%)が高くなった一方、「隠しごとはない」とした割合では50代(60.0%)が最も高くなっています。
他方、配偶者が「隠しごとをしている」とした人は37.6%、「していない」は36.5%となり、配偶者に何らかの「隠しごと」があるのではないかと感じている人は、決して少なくないことがうかがえます。
次に、「夫婦間の隠しごとは許せますか」と尋ねたところ、「許せる」は21.8%、「許せない」は15.9%となり、最も多かった回答は「隠しごとの内容による」(46.5%)でした。
既婚者の多くは、「隠しごと」の有無だけでなく、その内容を重視しており、「許せる、許せない」だけでは割り切れない問題であることがわかりました。
男女別に見ると、男性は「許せる」が27.2%、「許せない」が13.4%、「隠しごとの内容による」が41.5%となり、否定派より許容派のほうが目立つ回答となりました。
一方、女性では「許せる」が16.3%、「許せない」が18.2%、「隠しごとの内容による」が51.5%で、こちらは許容派より否定派のほうが目立つ結果となり、女性と比べると、男性のほうが「隠しごと」に対して肯定的な考えを持つ人がやや多いことがわかりました。
また、「隠しごとが許せない理由」について自由記述で回答してもらった結果、「隠すということは、やましいことがあるからではないか」「隠しごとをされると信用されていないと感じる」「隠しごとがあると相手を信用できなくなる」と考える人が多く見られました。
最後に、「日常生活で配偶者に素の自分を出せていますか」と尋ねたところ、「出している」は67.6%、「出せていない」は32.4%という結果になりました。
夫婦間ですべてを共有して寄り添うのも素敵ですが、時には「お互いに踏み込みすぎない適度な領域」を残しておくことが、長く良好な関係を保つための秘訣なのかもしれませんね。