「コキアに柴犬がまぎれています。わかりますか?」
そんな謎かけのような言葉とともに投稿された1枚の写真が、大きな注目を集めています。写っていたのは、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園にある「みはらしの丘」のコキア紅葉。鮮やかなコキアレッドから、ふんわり色づいた茶色まで、丸くもふもふとしたコキアが一帯を彩っています。
視界いっぱいに広がる絶景に見とれていると…手前に耳のような形がふたつ。よく見ると、コキアを眺める柴犬「ラン」ちゃん(2歳・女の子)の後頭部が写り込んでいました。色味も形もコキアそっくりで、まるで景色に溶け込んでいるよう。そんな完全同化ショットが6.4万件超の“いいね”を集め、大きな話題となっています。投稿者のXユーザー・柴犬ランちゃん お転婆日記さん(@runchan_shiba)にお話を伺いました。
コキアと溶け合う柴犬!? リプ欄は大盛り上がり
ーー撮影時の状況について教えてください。
「高齢の母が、ひたち海浜公園のネモフィラやコキアの景色をニュースで見るたびに『一度、生で見てみたい』と言っていたんです。この日、仕事が休みだったので連れて行きました。ペット同伴OKと知り、ランも一緒に行けるのが嬉しかったですね。とにかく広々としていて、ランはとても楽しそうでした」
ーー写真を見た瞬間、思わず笑ってしまいました…!
「その場では『何となく似てる気がするな』くらいの印象でした。でも、あとから写真を見返したら思っていた以上におもしろくて。ぜひ、みなさんにも見てほしいと思って投稿しました」
ーー撮影後は、どのように過ごされたのでしょうか。
「園内をのんびり歩いて楽しみました。ちょうど見頃が終わりに近い時期だったこともあり、人もわんちゃんも多かったです」
ーーランちゃんはどんな性格の子ですか?
「とても柴犬らしいタイプだと思います。散歩の途中で突然立ち止まり“拒否柴”を発動することもしょっちゅうで、かなりマイペースです。車でのお出かけが好きで、助手席にちょこんと座るんですよ。外で無駄吠えすることもなく、車内でもおとなしく待ってくれるので助かっています」
リプライには、ランちゃんを探す楽しさを共有する声が相次ぎ、驚きと笑いで大にぎわいとなりました。
「柴犬畑…」
「ど、どこだ!!」
「馴染んでますね」
「これは難しい!!」
「これ全部、柴では?」
「めっちゃかわいいです」
「柴犬の大群に見えてきました」
「うまいことかくれんぼしてますね」
「1番手前のコキアが1番きれいですね」
「これは難しいぞ…いちばん赤いのか?」
「ぜんっぜんわかりませんw 一番手前にツノの生えたコキアが見えるだけです」