北海道和寒町出身の芸人あとむさんがインスタグラムで「なまりすぎてる新世紀エヴァンゲリオン」と題して動画をアップし、激しい北国なまりの主人公の碇シンジがエヴァに乗るか葛藤する名シーンを再現している。
あとむさんは初登場時のシンジ君に見立てた白シャツ姿で「おとっつぁん、なんで俺呼んだんよ?」とゲンドウに問う。初号機に乗って敵と戦うよう求められると「んなモンできるわけねぇべや」「馬鹿でねえのか」「いらねえっつったべや俺のこと」となまり全開で反発した。
あとむさんはゲンドウ役も一人二役でこなし「ホレ綾波のレイちゃん呼んできてぇ」「ウチのせがれダメなんだわ!」と傷ついた綾波レイを呼んでくる。シンジ君は「レイちゃん大丈夫かぁ?」「カットバンかなんか貼ってやれ?」と気遣い、「いや逃げねえほうがええんじゃねえか?」「逃げんほうがええべやコレなぁ」「逃げたらダメだこれ…」と葛藤の末、「よし乗っちゃるかコレ」と決意する。元ネタからかけ離れているように見えるが、ところどころに有名シーンの残滓を散りばめている。
インスタグラム上では「エヴァうっすら知ってるだけの雰囲気がまた良いのよ」というファンのコメントに対し、あとむさんが「バレてた」と返信。作中の有名なセリフやシーンを中心に組み合わせて表現した動画にはツッコミどころが多いようで、「多分間違えた方向に進むやろ」「なにもかもすっ飛ばしてのおめでとう笑った」「乗ったと思ったらED迎えて草」などの声が上がっていた。
SNSでは、「不意打ちすぎた笑笑笑」「これで全部やってほしいわwww」「新世紀というより新解釈だろこれ」「最後、田舎の寄り合いみたいになんの笑」「台詞はわかるんだけど、野菜のセリにしか見えない」「胸元掻く仕草めちゃくちゃリアル」などのコメントがあった。