「命宿り出して食いづれぇ」エコー写真の「胎児」か、エヴァのアダム? 実は…

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「カラメルに命宿り出して食いづれぇ」

蟹さん(@CrabLoveClub_)が奇跡の写真をX(旧Twitter)に公開、多くのユーザーから驚きの声があがりました。

お昼、デザートのプリンを楽しく食べていたという蟹さん。しかし、ある程度食べ進めた後、食べかけのプリンを見てふと疑問を覚えます。そして、少し角度を変えて眺めてみた時、「ヒイッ!」と驚いてしまったといいます。

なんと、プリンの上にあるカラメルが、発達過程の胎児のような形状に!そんなプリンをカメラに収め、Xに投稿したところ、リプ欄にはたくさんの反響がありました。

「ご懐妊!」
「なんで私のところにやってきてくれたんだろう…って思いますね。笑」
「この世の全ての命に感謝を込めていただきますするのだ」
「ここまで大きくなったら産むしかないな」
「何かの胎児?確かに食べづらい」

また、カラメルの形状について、別の喩えを用いる方も。

「カンガルーの赤ちゃん」
「爬虫類っぽい」

と、他の生物で表現する人や、

「アダムやん」
「食べたら手のひらに目出てきそう」
「活動する前のサンダルフォンかな?」

など、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する第1使徒・アダムや、第8使徒・サンダルフォンのようだと言う声もありました。

このように、生命の神秘を感じさせるプリン。当初のポストでも「食いづれぇ」とコメントしていた蟹さんでしたが――。

「俺の中で生きろ」と結局は食べてしまったとのこと…!

さらに、蟹さんはその後日談も紹介。

お腹のエコー検査をする蟹さん。「はい、順調ですねー」とカエルのお医者さんは言っていたそうで、蟹さんのなかで胎児はすくすくと育っているようです(笑)。蟹さんにお話を聞きました。

――カラメルが胎児になっていることに気づいた時の感想は?

蟹さん:生命の神秘と言いますか、どこにでもいのちの息吹はあるのだと、感じました。

――食べる前に躊躇したりはしませんでしたか?

蟹さん:こんなところで生まれいずった命を、僕はどうしてあげるのがいいのだろうかと、とても躊躇しました。形が形なだけに、噛むこともすすることもはばかられましたし、ただこの命を育てる責任も同時に生まれた気がしまして、グッとスプーンを握る“ハサミ”(※蟹なので“手”ではなく)に力を入れた訳です。

――そして、結局は食べてしまったと…。

蟹さん:痛みがないよう、形を崩さぬようにひと口で…でした。そして僕の中で生きてゆけよ、の想いと共に嚥下しました。これからはあの胎児と自分は一緒に大きくなっていくんだと思うと、生活していく上や仕事においても少し責任感が増したように感じます。ひとりじゃない、と感じさせてくれるようになった「あの子」に感謝ですね。

――「胎児」の他にもさまざまな喩えがリプ欄に上がっていました。

蟹さん:「アダムっぽいなー」とは自分も思ったので、一緒のように感じてくださった方々がいたのは嬉しかったですね(笑)。(SFホラー映画の)『エイリアン』のように、腹を突き破ってくるぞ!と警鐘を鳴らしてくださった方もいましたし、この形の面白さに気づけた感性をおもしろがってくださった方もいて、すべての反応がとても興味深かったです!沢山の方々とひとつの物事をたくさんの視点で楽しめることに幸せを感じました。ありがとうございます。

  ◇  ◇

■蟹さんのX(旧Twitter)はこちら
 →https://twitter.com/CrabLoveClub_

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