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住所の都道府県記入欄 いつも「北海」と書いて「道」を選択…「北海道ってひとつの言葉なのに」 30年の違和感を解消した“神フォーマット”にSNS大反響

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北海道に住む女性が、書類の住所欄にある「都道府県」という表記への違和感と、その改善案をThreadsに投稿したところ、「確かに!」「長年のもやもやが解決した」「天才!!」と大きな反響を呼びました。

投稿したのは、北海道在住で日常のひとコマやランニングの様子をSNSで発信しているけいちゃんさん(@kei222chan)。投稿では「“東京都・北海道・府・県”から選ぶ」という新しいフォーマットを提示。提案には「毎回“北海”って書くのがだるい」「“北海道”はひとつの言葉なのに“北海”と“道”で分けられるのは違和感」と、多くの共感の声が寄せられました。

けいちゃんさんがこの違和感を抱くようになったのは、今から約30年前、20代のころ。懸賞応募にはまっていた当時、はがきに何度も住所を書くうちに「北海道って“県”じゃないのに、毎回この表記っておかしくない?」と感じたのが始まりでした。

「住所欄を書く時に『なんで毎回毎回…』と感じたのがきっかけです。自分は現在50代前半なので、かれこれ30年は違和感を抱き続けています」

もともと「無駄を省いてすっきりまとめたい性格」だというけいちゃんさん。長年の疑問を整理し、より分かりやすい形式を考えた結果生まれたのが、「東京都」「北海道」「府」「県」をそれぞれ別に選択できるフォーマットでした。

「違和感を元に、どうしたら分かりやすく選択式にできるかな?と考えたら、この形になりました。都→道→府→県の並び順は変えていないので、県民の方々の書きやすさは変わらないのではないでしょうか」

この投稿には、全国のThreadsユーザーからさまざまな意見が寄せられました。中でも「なるほど」と感じたのは、大阪・京都の“府”を明示的に区別してほしいという声だったといいます。

「大阪・京都の人が選択する“府”も2つしかないので、それも表記を要望する声がありました。これを盛り込めば、さらに住所欄の記入が簡単になりますよね」

実は今回の話題の背景には、投稿主さんが日常的に感じている「道民としての感覚の違い」もあったのだそう。本州では当たり前とされているものでも、「北海道では見たことがない」というケースは多いのだとか。たとえば北海道では、台風が少ないことや寒さで凍結してしまうことから家に雨戸がないことが基本だそうで、「雨戸や雨樋の存在意義がわからない」と明かします。

「ほかにも、北海道では寒さに弱い金木犀の香りを嗅いだことがないですし、いちじくやあけびを見たこともありません。道民以外の人の中には、雪景色を見て“綺麗”という人もいますが、それは画面越しだからこその感想。実際に生活する者からすると、“一年でも住んでみてから言って”と思うほど、雪は嫌いです」

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