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「自宅がゴミ屋敷予備軍かもしれない」と思ったことある? 片づけが進まない理由とは?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

株式会社優(埼玉県川口市)が運営する『粗大ゴミ回収サービス』は、このほど「片付け意識」に関するアンケート調査を実施しました。同調査によると、約3人に1人が「自宅がゴミ屋敷予備軍に当てはまる」と感じていることがわかり、多くの人が片付けに対して悩みや不安を抱えている実態が浮き彫りになりました。

調査は、全国の20~60代の男女500人を対象として、2025年10月にインターネットで実施されました。

まず「現在の片付け状況」を尋ねたところ、最も多かったのは「少し散らかっているが片付けられる」(56.8%)でした。次いで「モノが多く片付けが追いつかない」(23.6%)、「常にきれいにしている」(13.8%)が続きました。

一方で「かなり散らかっている」(5.6%)、「ゴミ屋敷状態に近い」(0.2%)と答えた人もおり、全体の約3割が「片付けに課題を抱えている」と言える状況が明らかとなりました。

また、「自分の家がゴミ屋敷予備軍に当てはまると感じたことがある」と答えた人は28.6%で、約3人に1人が“ゴミ屋敷予備軍”を自覚していることが判明しました。

同社は、「片付けを習慣化できない、あるいは物が増え続けることへの不安が“ゴミ屋敷化”という意識につながっている」と考察しています。

そこで、「片付けや処分が進まない理由」を尋ねたところ、「思い出があり捨てられない」(52.3%)が最多となったほか、「仕事・家事で時間がない」(18.6%)、「物が多すぎる」(17.2%)などが上位に挙がりました。

「片付けを後回し」にした結果として最も多かったのは、「家族に注意された/ケンカになった」(46.3%)でした。次いで「部屋が狭くなった」(15.6%)、「探し物が見つからない」(14.2%) 、「精神的に気分が優れなくなった」(7.7%)が続き、片付けを先送りすることの弊害は、単にモノが溜まるだけでなく、生活の質や心身の健康にまで広がっていることが明らかになりました。

最後に、「今後利用したい片付けサービス」を尋ねたところ、「不用品回収業者」(24.0%)、「フリマアプリ」(20.3%)などが上位となり、「一度にまとめて処分できる」「手間をかけずに片付けられる」といった利便性への期待があることがうかがえる結果となりました。

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