夢のようなかわいさ「ゆめかわいい」。そんな世界観を追い求めた雑貨店が、京都府南丹市内にオープンした。ままごと遊びにも使えそうな小物や駄菓子類をはじめ、アクセサリーやポシェット作りを楽しめる工作コーナーもある。店主の女性は「子どもはもちろん、大人も童心に返って楽しめる空間に育てていきたい」と夢を語る。
店の名は「ちょこみんとたいむ」。園部町木崎町のスーパー「フレッシュバザール園部店」の南側150メートルに、7月に開業した。
建物は、童話に出てくるような平屋建てのログハウス。「店選びの決め手になった」という庭には、ウサギの人形や椅子を配置し、ままごと用のスペースも店の前に設けた。
店主はアクセサリー作家の中村麻希子さん(49)。「気軽に遊んでもらえるようにしました」と語る。
亀岡市で生まれ育ち、これまで丹波各地の手作り市やマルシェで、ハンドメード品や小物雑貨を売ってきた。
「物を売るだけでなく、親子で遊べる場も作りたい」と店を持つことにした。親子連れが多く訪れることを見込んで土・日曜と祝日に店を開く。
10畳にも満たない「小さなお店」に入ると、200円から千円程度の小物が並び、駄菓子も数十円から売る。桃のラッシーやジュースなどの飲み物も提供し、テイクアウトもできる。
アクセサリーやポシェットなどの工作が楽しめるワークショップも随時開催。中村さんは「作りたい物があれば何でも相談してもらえれば材料を用意します。親子で楽しんでほしい」と呼びかける。
営業は土・日曜と祝日の午前11時~午後5時。雨の日はままごとスペースが使えないため休業する。詳細は同店のインスタグラムへ。