ポケモン虫かごシリーズの新作“ハイパーボール虫かご”（発売元：株式会社タカラトミー、製造販売：株式会社キャステム）が6月に発売されて人気です。
２０１９年より“モンスターボール虫かご”が販売開始、その後も、“スーパーボール虫かご”、“マスターボール虫かご”がリリースされ、累計販売数は約５０万個と人気を博してきたポケモン虫かごシリーズ。今回の“ハイパーボール虫かご”はその第４弾となります。
ファンを魅了し続けているポケモン虫かごシリーズですが、そのヒットには一体どんな背景があるのでしょうか。
そこには、ポケモン自体の人気もさることながら、商品自体への世間の評判や、意外な使い道もあったようです。
「芸術点が高い」という評価 その真意とは…？
「モンスターボール型の虫かご、外見と目的がきちんと一致してて芸術点高いな」
山口真弘 さん（@yamanguco）はX（旧Twitter）に、このようにポストしました。
「“外見”と“目的”が一致」
この部分に、商品の本質が含まれているのかもしれません。そこで、山口さんにその真意について聞いてみました。
「フィクション作品の劇中に登場した小物をモチーフに作られたアイテムは、見た目がそっくりなだけで、目的はまったく別物になってしまうことが多い印象があります。それに対して、（本商品は）対象が虫かポケモンの違いというだけで、捕獲のためのツールであることは同一なので、よくできていると思いました」（山口さん）
これを指して芸術点が高いという表現をしている――と山口さんは回答。
見た目の面白さだけでなく、その使い方も、本来のアイテムと共通するところがある――その点が、多くのファンを魅了した理由の一つなのかもしれませんね。
実際に、山口さんの投稿は当時、７万以上のいいねが付く反響となり、その意見に共感する方がたくさんいたことを物語っています。
使い方は「虫取り」だけじゃない！
外見と目的が一致、という点で高評価が上がっているポケモン虫かご。
しかし、「虫かご」は、もちろん虫を入れるためのアイテムです。「虫取り」を趣味としている方は限られるイメージもあります。
にもかかわらず、同シリーズがここまでヒットしている理由は、他にもあるのでしょうか？
実は、XなどのSNSを見てみると、同商品について、意外な使い方を紹介している方もたくさんいました。
趣味で羊毛フェルトを行っているレイスさん（@X07cXioCNCPs4nc）は、お手製のポケモン・ウルガモスの人形を「モンスターボール虫かごに入れて飾っている」といいます。
「ウルガモスを羊毛フェルトで作りたかったのですが、家に猫が２匹いるので、食べられないようにしつつ可愛く飾る方法がないかなと思っていました」（レイスさん）
そんななか、レイスさんはモンスターボールの虫かごを発見し即購入。そこにウルガモスを入れ、天井に吊るして飾ったとのことです。
さらには、「他のマスコットキャラクターの卵を一緒に入れ、ウルガモスに温めてもらう」など、さまざまなシチュエーションを作って楽しんでもいる模様。
このように、虫かごの使い方について、自分なりの楽しみを見出しているレイスさん。また、他の方々の投稿からも、「買ってきたポケモンのぬいぐるみを入れている」、「果物摘みに使っている」といった声があがっていました。
「虫かご」という名目ではあるものの、虫の捕獲だけでなく、ぬいぐるみや人形を入れてインテリアにしたり、植物の採集に使えたりもする――アイデア次第で使い道の幅が広がることも、同シリーズ商品がたくさんの方々に愛される理由の一つとも考えられます。
◇ ◇
「外見と目的が一致」しており、虫の捕獲以外にも人形やぬいぐるみを入れるなどさまざまな使い方ができる――それらが同商品のヒットの大きな要因といえそうです。
そんな人気シリーズの第４弾“ハイパーボール虫かご”。
「真ん中のボタンを押して開閉」、「持ち運び易い肩紐」、「上部の小窓も開閉可」、「フラットな底面で安定して使用」など、本来の用途である虫かごとしても機能は充実しているといいます。
価格は税込１５９５円。購入は楽天市場のキャステムのオンラインショップなどで可能です。
■“ハイパーボール虫かご”の購入はこちら（楽天市場）
→https://item.rakuten.co.jp/ironfactory-castem/112/
■キャステム担当者のX（旧Twitter）アカウント（IRON FACTORY IKEDA）はこちら
→https://x.com/IRON_IKEDA
■山口真弘さんのXはこちら
→https://x.com/yamanguco
■レイスさんのXはこちら
→https://x.com/X07cXioCNCPs4nc
