「父との会話ありえない」
そんなコメントとともに投稿されたLINEのスクリーンショットが、Xで大きな話題を集めています。投稿したのは、Xユーザーのたーにゃさん(@taaanyadao)。やり取りの相手は、実家で暮らすお父さん。テーマはなんと「メンチカツ」です。
午後8時すぎ──。お父さんから送られてきたのは、揚げたてのメンチカツの写真と「メンチカツあるよ」というメッセージ。たーにゃさんが「メンチカツがありますね」と返すと、父からは「そうです。メンチカツがあります」「メンチカツあるよ」と、まさかの繰り返し。
会話が再び動いたのは翌々日。お父さんから「メンチカツもうないよ」と送られると、たーにゃさんも「メンチカツもうないんだ…」と返答。「そうなんだよ。もうメンチカツないんだよ」「メンチカツがないんだね」と、まるで言葉の“反復練習”のようなやり取りが続きました。
この無限ループに28万件超の“いいね”が集まり、リプライ欄もほっこりムードに包まれました。
ただ「暇だったから」…? 父娘の日常に漂う平和とユーモア
ーーこのメッセージが送られてきたきっかけは?
「父は暇になると、意味のないLINEをよく送ってくる癖があるんです。今回も、たぶんただ暇だっただけかと。また、こういうやり取りはよくあるので、私もだいぶ慣れています(笑)」
ーーメッセージを受け取ったときは、どう感じましたか?
「事前に『夜ご飯はいらない』と伝えていたので、『メンチカツがありますね』とだけ思って返しました。投稿に載せたやり取りはここで終わっていて、翌朝にはポケモンスリープの動画が送られてきました。強いポケモンを進化させた記録だったようです」
ーーお父さんとのやり取りは、普段からこんな感じですか?
「本当にどうでもいい話ばかりしています。父は、私の目には普通のお父さんって感じで…。最近は、ポケモンスリープの話をしている時間がいちばん長い気がします」
父と娘のメンチカツ会話に、共感と笑いの声が次々と寄せられました。
「平和だなぁ」
「お父さんかわいい」
「語学練習みたいだ」
「これ見てずっとツボってるwww」
「こういう頭使わない会話好き」
「メンチカツがカプカプ笑ってそう」
「小学校の国語の教科書に載ってそう」
「メンチカツだけでこんなに会話続くのすげぇ」
「少し元気が出ましたありがとうございます」
「クラムボンの『クラムボンはかぷかぷわらったよ』『わらった』『クラムボンは死んだよ』並みにおもしろい」(※)
(※宮沢賢治の童話『やまなし』に登場する、不思議な言葉「クラムボン」のセリフ)