生まれたときから一緒に過ごしている双子の姉妹。毎日バスケットボールの練習に励むふたりが、息ぴったりにシンクロしてハンドリング練習を行う動画がInstagramで話題です。双子ならではの葛藤と向き合い、目標を達成する姿に「素晴らしい!ずっと見ていられる…」「努力の賜物ですね」と反響が寄せられました。
動画に出てくるのは、小学3年生の双子の女の子。向かって左側が姉のゆなちゃん、右側が妹のななちゃんです。日々バスケットボールに打ち込んでいるふたりの、バスケットボールに対する熱い思いが伝わってくる動画となりました。
この日はチームの練習のあと、自宅で自主練習をしていたふたり。練習記録として、お母さんが動画を撮影していました。ボールを2つ使い、体勢を低くとり、前を向いたまま両手でドリブルをし続けるハンドリング練習をしているゆなちゃんとななちゃんが映し出されます。
速いスピードでドリブルをし続けながら、片手ずつドリブルのリズムを変えたり高低差を付けたり、両手のボールを交互に交差させたりとリズミカルに変化していきます。スピード感にも驚きますが、なによりふたりの息がぴったりで、ついつい見入ってしまいます…!
足の間を通してドリブルをするレッグスルーという技や、ボールを背後でチェンジさせるバックチェンジという技を、スピードを変えることなく次々と加えていくふたり。そしてドリブルのスピードはさらに速くなり、両手それぞれ左右に振ったり、同じ方向に振ったりとテンポ良く変化していきます。
目が離せないほどに、シンクロした動きを見せるふたり。ラストスパートでは、とても速いスピードを保ったまま左右のボールをチェンジさせたのち、ドンドンドンと力強くドリブルをするゆなちゃんとななちゃん。
4つのボールが同時に勢いよく動く姿は、圧巻の迫力です。そして、ふたり同時にボールを床に置き、笑顔でガッツポーズをするところで動画は締められました。何度も数えきれないほどの練習を繰り返し成功した今回のチャレンジ、撮影後は涙を堪えられずふたりとも泣いてしまったそうです。
動画を撮影していたお母さん(@yunana.0727)に話を聞きました。現在小学4年生になったゆなちゃんとななちゃんを含めた、5人のお子さんの子育てをされています。
ーーふたりがバスケットボールを始めたきっかけを教えてください。
「3つ上の姉がバスケをしている姿を見ていたふたりは、保育園の頃からバスケをやりたいと言っていたので、1年生になってすぐに入団しました。上の子の送迎のときに、体育館でみんなが楽しそうにバスケをしているのを羨ましそうに見ていましたからね(笑)」
ーー動画の反響について、いかがでしょうか?
「こんなにたくさんの方々に見ていただけると思ってもいませんでしたので、ビックリしている反面、本当に嬉しく思っています」
ーー技を成功した瞬間のふたりの反応はいかがでしたか?
「このハンドリングを1分以内でやり切ることがなかなか難しく、本当にたくさん失敗もしましたし、悔しくてふたりとも泣きながらやりました。でも、成功したときはふたりともすごく喜んでいました。あの笑顔が物語っていますね。時々、嬉しさのあまり3人で泣いてしまうときもあります(笑)」
ーーゆなちゃんとななちゃんが、バスケットボールを頑張るパワーの源はなんでしょうか?
「ふたりは負けん気が強く、特にお互いに負けるのが嫌でよくバチバチします。ある意味パワーの源かもしれませんね(笑)。シンクロハンドリングはふたりの息が合わないとできないので、難しい課題だからこそ、成功したときの喜びや達成感は大きいと思います。これからもふたりで切磋琢磨して、頑張って欲しいなと思っています」
息を呑んで見入ってしまうほどの、ふたりの息の合ったハンドリング練習に1000件を超える多くのコメントが寄せられました。
「凄すぎて鳥肌が立ちました!娘さん達の努力する姿に、お母様の惜しみない愛情が見えます!素敵」
「将来が楽しみ♡何回も見ちゃいます!」
「こんなに夢中になれるものが、子ども時代に見つけられることが素晴らしいです」
「影の努力がものすごかったんだろうな」
「思わず見入ってしまいました…」
Instagram(@yunana.0727)では、バスケットボールの練習にひたむきに取り組む、ゆなちゃんとななちゃんのパワー溢れる日常を見ることができます。