カレーの本場と言えばインドを中心とした南アジア。
一度は本場のカレーが食べたいと渡航する人も多いが、日本との環境や衛生観念の違いで思わぬ体調不良に陥ってしまうケースが後を絶たないようだ。
今、SNS上で大きな注目を集めているのはスパイス&カレー研究家の印度カリー子さん（@IndoCurryKo）が投稿した「屋台のカレーでお腹を壊さないのか？という質問について」というタイトルの動画。
「人気で回転が良い店でよく加熱して作られたカレーや、焼いたり揚げたりしているものであれば私の消化器は対応可能」「ペットボトル以外の生水や水気の多いソース、加熱していない食品はリスクが高い」とした上で、危険とわかっていてもついつい好奇心で屋台のカレーを攻めてしまい、2回に1度は食あたりを起こしているというカリー子さん。
これまでインドでどんな体験をしてきたのか、お話を聞いた。
ーーこれまで特に印象的だった食あたりは？
カリー子：大学4年生の時、一人旅のデリーの屋台で、大好きなラジカチョーリっていう屋台飯を食べた時に当たりました。カレーではないのですが、多分露店で発酵させたヨーグルトを使ったソースが原因だったと思います。突然、嘔吐と腹の下り、寒気が止まらなくなるのです。すこしマシになった瞬間もあったのですが2、3日して帰国後、成田空港の病院に搬送。その後も数日は不調が続きました。
ーー一般旅行者が屋台カレーを食べる際、気を付けるべきポイントは？
カリー子：絶対にお勧めしないです。お腹を壊してもカレーを食べたい！っていう人でも、普通に責任取れないのでまねするのはやめて欲しいです。同じようなカレーが屋台じゃなくても現地のレストランにあります。それでも食べたい人は自己責任で。人気店でかつできたてとか、目の前で作ってくれたなど、よく加熱されたことがわかり、生水や生野菜など、生の要素が一切ないものを選んでください。あくまでも自己責任です。
ーー投稿に大きな反響がありました。
カリー子：カレーなアホもいるもんだなって思っていただけたら幸いです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「知り合いのインド人、日本生活長すぎてインドに帰ると腹下すとお言ってたなぁ。」
「真似するには、メンタルと腸内細菌鍛えないと、、、ですね(≧∇≦)b」
「2回に1回はそれほぼ当たってるって言うんですぜ… 」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
お話に出た食あたり体験はブログ「インド旅行番外編 成田で搬送された話…。」で詳細に書かれているのでぜひ参考に。
なお今回の話題を提供してくれたカリー子さんは初心者でも手軽に自宅でスパイスカレーを楽しめる「印度カリー子のスパイスショップ」を運営。本場インドに行かなくても、安全に美味しいカレーを体験することができるので、ご興味ある方は要チェックだ。
印度カリー子さん関連情報
Xアカウント：https://x.com/IndoCurryKo
「インド旅行番外編 成田で搬送された話…。」：https://indocurryko.net/2018/11/07/traveltoindia9/
印度カリー子のスパイスショップ：https://indocurry.thebase.in/
