雪の大学キャンパスに落ちていたのは…? 京大生の遊び心に「さすが」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「京大法経中庭に六法全書落ちてた」

こんな投稿をしたのは、京都大学法学部に在籍するさくらこさん(@sakurako_ksnkzk)。その写真が話題となりました。

京大キャンパス内に積もった雪を直方体状に固め、その上に「六法全書」と書かれています。

六法全書とは、日本において主要な6法律(憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法)の法典とその法令が記され、法律家やそれを目指す人たちにとってはバイブルです。そんな六法全書を雪で作ってしまったというさくらこさん。

「書の部分にこだわりを感じる」
「これなら持ち込んでもいいやろ」
「よく作ったなあ笑」
「さすが京大(?)」

こんなコメントがXのリプ欄に寄せられました。

仲の良い友人と協力して…

大阪在住だというさくらこさんですが、「京阪(電車)に乗る前と、京都の駅で降りた後では気温が異なるように感じる」というほど、今冬の京都市内は極寒とのこと。この日(2025年2月4日)もキャンパス内には、雪は溶けかかっていたものの、それなりに積もっていたそうです。

そんななか作られた雪の六法全書ですが、実はさくらこさんと、さくらこさんの友人との合作。

さくらこさんは雪を集めて固めたり、(六法全書の文字にする)枝を折ったりする作業を担当。一方で、ご友人は雪を固めて作った氷を削って形を整えたり、枝を文字になるように並べたりといった作業を行ったそうです。

「文字のクオリティや氷の形の美しさは専ら友人の手柄ですね」(さくらこさん)

協力し合いながら、雪の六法全書を完成させたさくらこさんと友人。

「しょうもないことを全力で一緒に楽しんでくれる友人をもって幸せです」と、さくらこさんは話します。

さくらこさんにさらに話を聞きました。

――作業において、工夫したところは?

さくらこさん:柔らかな雪を定規で潰していくことで、表面を綺麗に見せる作業が大変でした。

――法学部在籍とのことですが、六法全書を使っているのですか?

さくらこさん:六法全書ではなく、もう一回り小さなものですが、六法に関する書籍は毎日のように使用します。

――現在勉強されていることを踏まえて、将来の目標は?

さくらこさん:弁護士志望です。依頼人の人生の岐路に共に立ち、少しでも未来を素敵なものにするお手伝いのできる弁護士になりたいと考えています。

  ◇  ◇

雪で六法全書を作る――というような遊び心ももちつつ、将来弁護士になることを目指して勉学に励んでいるさくらこさん。

そんなさくらこさんですが、大学サークル「楠坂46」@Kusunokizaka46)にも所属。

乃木坂46、日向坂46、櫻坂46といった“坂道系グループ”を中心とした、女性アイドルグループのコピーダンスを行っているといいます。

サークルの主な活動として、京大の学園祭「京都大学11月祭」のステージでダンスを披露しているといいます。また、この2月14日には、XやInstagramでバレンタイン動画を公開しました。

「めっちゃいいサークルです!楠坂46最高!」(さくらこさん)

■さくらこさんのX(旧Twitter)はこちら
 →https://x.com/sakurako_ksnkzk

■楠坂46のXはこちら
 →https://x.com/Kusunokizaka46

■楠坂46のInstagramはこちら
 →https://www.instagram.com/kusunokizaka46/

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