「これから親になる皆様へお伝えしたいのが、『子どもの名前は普通にしろ』ということです」というメッセージをX(旧Twitter)に投稿した、えんどれ (@endore_domingo)さん。
えんどれさんの切実なメッセージは5460万以上表示され、大きな反響を呼んだ。
名前にオンリーワンを求めるなら→「親が改名」を!
<以下、えんどれさんのXの投稿より>
①誰でも読める漢字にせよ。
②オンリーワンとか狙うな。
③人間の名前にしろ。
「以上、ドッグランへ行くと必ず1匹はいる名前をつけられたオバちゃんからの忠告です。マジでやめとけ」
「名乗った相手に『うちの犬(猫)と同じ名前w』と言われる気持ち、名付けた親にはわからないだろうな。そんなにつけたい名前だったなら、お前(親)が改名しろ。オンリーワン(笑)になりたいんだろ? 自分がなれよ。奇をてらった名前なんぞ、人生の足枷(かせ)にしかならんぞ」
「愛する我が子にオンリーワンをプレゼントしたいなら、珍名じゃなくて『私のオンリーワンはあなただよ!愛してるよ!』と言葉と態度を送るのがいいと思う」
「自分の名前がよくある名前だったから←このパターンにおいて私がいちばん言いたいことは、『自分がその名前に改名すればいんじゃね?』です」
「名付けとは『親の願いをのせるもの』ではなく『子の健やかな人生を祈るもの』であるべきだと思います」
「自分の名付けが原因で子どもが辛い思いしないかな?と考えるのも親の役目な気がします…」
「自分で選んだならともかく、自我も定かじゃない時につけられた珍名なんて虐待以外の何物でもない。自分の子どもに犬猫の名前をつけるなんて、どんな精神状態だよ」
「珍名」は一種の虐待
もちろん、えんどれさんも「改名」を考えたそうだ。しかし予想以上に手続きが大変で、「自分で選択した名前じゃないのに手間をかけされられるのは遺憾の意」とXに投稿。
「私の場合、名付けた親は既に他界しており、自分の思いを伝えることができませんでしたが、『この名前であることで本来の自分は損なわれている。これは虐待である』と言いたかったです……」(えんどれさん)
えんどれさんに伺ったところ、「名前に関していちばん緊張するのは病院(人間用)の待合室」なのだという。
「呼び出しをされる度に視線が刺さります。『あの人の名前、〇〇だって』『ペットの名前じゃん』など、どれだけ小声でも病院の待合室は静かなのでよく聞こえます。これだけはいつまで経っても慣れませんね。他の場所ではネタにして開き直れますが、体調が悪い状態だと心に余裕がないですから」(えんどれさん)