今日(23日)、札幌管区気象台から発表された最新の1か月予報によると、気温は平年より高めで経過する見込みです。降水量はオホーツク海側と太平洋側で平年より多いでしょう。特に1週目(1月25日~31日)は、北海道付近をたびたび低気圧が通過し、日本海側だけでなく、オホーツク海側と太平洋側でも平年と比べて曇りや雪の日が多くなる見込みです。
1週目(1月25日~31日) 低気圧の影響を受けやすい
今日(23日)、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。
1週目は、日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多い見込みです。オホーツク海側と太平洋側では、例年であれば晴れる日が多い時季ですが、今年は低気圧の影響を受けやすいため、平年と比べて雲が広がりやすく、晴れの日が少なくなりそうです。
気温は各地とも平年より高めに経過する見込みです。
明日(24日)は、札幌など道央と函館など道南方面は午前中、釧路など道東方面は午後に雪や雨が降るでしょう。道東方面では降り方が強まり、局地的にまとまった雪の量となる恐れがあります。
土曜日(25日)から月曜日(27日)にかけては、道央や道南方面を中心に晴れ間が広がる見込みです。
なお、低気圧や前線の通過に伴い、火曜日(28日)は道南方面や道東を中心に雪や雨が降り、水曜日(29日)は全道で天気が崩れるでしょう。
木曜日(30日)も札幌や函館など一部では雪が残る見込みです。
2週目(2月1日~7日) 例年より春の訪れは早い?
2週目も、日本海側では1週目に続き、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。オホーツク海側と太平洋側では、平年と同様に、晴れの日が多くなりそうです。
気温は、各地とも1週目同様、平年より高めの傾向が続く見込みです。
2月3日は「立春」。暦の上ではこの日から春ということになりますが、北海道では雪が降ったり、真冬日になったりと、まだまだ冬が続く時季です。しかし、今年のこの時季は平年より高めの気温が予想されていることから、例年よりは早めに春の訪れを感じられるかもしれません。
3~4週目(2月8日~21日) 雪が雨に変わる頃 落雪などに要注意
3~4週目は、各地とも平年と同様に、日本海側では曇りや雪の日が多く、オホーツク海側と太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
気温は、太平洋側は1,2週目に続き「平年より高い」予想で、日本海側とオホーツク海側は1,2週目より少しトーンダウンし、「平年並みか高い」予想となっています。そうは言っても平年より高めの傾向は各地で続く見込みです。
2月18日は二十四節気の「雨水」。雪が雨に変わる頃という意味があります。
その名の通り、北海道内でも、気温の高い時には雪ではなく雨の降る日もしだいに多くなってきます。雨が降ると、雪解けが進みやすくなります。特に積雪の多い地域では、屋根からの落雪やなだれなどに十分注意してください。