「インドネシア鉄道のスイートクラスが豪華すぎる」20代日本人男性の旅にネットも驚き「ホテルみたい」

金井 かおる 金井 かおる
インドネシアの首都ジャカルタ ※写真はイメージ(Creativa Images/stock.adobe.com)
インドネシアの首都ジャカルタ ※写真はイメージ(Creativa Images/stock.adobe.com)

 「今からジャカルタに行くんだけどインドネシア鉄道のスイートクラスが個室で豪華すぎる…」。Xのアカウント名「koyan334」さん(@koyan334coc)が投稿した旅の記録がネットユーザーの心をつかんでいます。

10時間40分の旅、乗り心地は?

 写真は1月10日にインドネシア鉄道(KAI)の夜行列車の車内で撮影したもの。コンパートメントと呼ばれるクラスで、金色と白を基調とした高級感のある通路や、個室内にある優雅な1人掛けリクライニングソファなど、ラグジュアリーなホテルのような空間が広がっています。

 乗車区間はスラバヤグブン駅からジャカルタのガンビル駅まで。ジャワ島の西から北まで、距離にして約700キロ強。夜7時20分に出発し朝6時に到着する10時間40分の長旅です。料金は2150000インドネシアルピア、日本円にして約2万円。飛行機の倍ほどの金額で、「正直、飛行機で行ったほうが安いし早い」とは知りつつも、あえて選んだ鉄路の旅でした。

 乗り心地はどうだったのでしょうか。

 「寝台列車は何度か乗ったことがあったのですが、このようなおもてなしを受けたのは初めてだったので新鮮な気分になりました。乗車前にはこのクラスに乗る人限定でラウンジもありましたし、食事もしっかり前菜メインと出てきて、まるで飛行機のビジネスクラスみたいでしたね。座席に関しても自由にボタンを使ってリクライニングでき、さらにはマッサージ機能までついていたので終始快適に過ごすことができました」(koyan334さん)

世界を旅する理由は?

 koyan334さんは現在、20代後半。3年前に仕事を辞め、貯金とYouTubeチャンネル「そんなところ行ってどうするの」の収益で世界を旅するように。

 旅に出る理由は「若くて体力があるうちにいろいろなものを見ておきたいため」。昨年は世界一周に挑戦し、約40カ国を訪れたそうです。

 今回、インドネシアを訪れたきっかけは「年末から東南アジアを数か月ほど旅行したいと考えてまして、調べているとインドネシア行きの航空券が安く、特に以前からコモドドラゴンを見たいと考えていたため行くことにしました」。

 今後の旅の予定は。

 「東南アジア、ヨーロッパは大体まわりました。今年はインドネシアの後はマレーシアのペナン島に行く予定で、そこから北上してタイやラオスまでを計画しています。去年はヨーロッパばかり行っていたので今年はアジア圏を主に旅行することになりそうです」

     ◇

 koyan334さんの投稿を見たユーザーからは「こんな豪華な鉄道があるんですね」「ホテルみたい」「飛行機かと思った」「乗りたいです」「これに乗るためにインドネシアに行きたい」「昔は新幹線も個室があった」などの感想が寄せられています。

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