リーボック、B'z稲葉浩志コラボスニーカー製法不良を謝罪「大変申し訳ありません」未使用で保管求める

伊藤 大介 伊藤 大介
B’z 稲葉浩志 x Reebok INSTAPUMP FURY 94 MAGMA B'z(@Bz_Official)のXより
B’z 稲葉浩志 x Reebok INSTAPUMP FURY 94 MAGMA B'z(@Bz_Official)のXより

リーボックとB'z稲葉浩志さんがコラボしたスニーカーに製法不良があったとして、リーボック・ジャパンが謝罪しました。

稲葉浩志さんとのコラボスニーカー「インスタポンプフューリー94マグマ」は、1997年にリリースされた稲葉さん初のソロアルバム「マグマ」のCDジャケットからインスピレーションを受け製作されました。スニーカーには「マグマ」のCDジャケットのように鋭い視線を向ける稲葉さんがプリントされていました。

しかし、2万7500円で販売されたコラボスニーカーが購入者のもとに配送されると、稲葉さんの顔が分かるようにプリントされていない実物が次々に届き、「大ショックで泣きそう」「詐欺じゃん」「半年待って届いたのがこれか」と嘆きの声がSNSであふれました。

コラボスニーカーを2足購入したTAK530さんによると、9月に届いたベトナム製のスニーカーは稲葉浩志さんの顔がプリントされていたものの、12月に届いた中国製のスニーカーは稲葉さんの顔がわかりにくいプリントだったという。

ベトナム製と中国製のコラボスニーカーを両方購入したTAK530さんは「中国製は離れて見てみても、(稲葉さんの)目には見えない」と中国製のクオリティーの低さを指摘します。「プリント生地のグラデーションが弱い」「縫製の際の返し縫いが雑」「かかと部分のReebokロゴが見えない」「靴の接着部分の糊がはみ出している」と具体的な問題点を挙げ、「見れば見るほど細部までクオリティが中国産は劣っています」「製造時の指示は正確だったのか、検品されているのか」と疑問を投げかけ、「大量生産品とは理解しておりますが、稲葉浩志さんとわからない商品が届くとは夢にも思いませんでした」と落胆しました。

リーボック・ジャパンは「INSTAPUMP FURY 94 MAGMA の12月お届け商品に関してお客様からお問い合わせを頂いておりますがご心配をお掛けして申し訳ありません」「現在、こちらの生産・品質管理・検品等を担当しているリーボック本社とその提携工場に連絡の上、現状把握と解決策の整理に努めております」「大変申し訳ありません」と謝罪しました。

製造不良が発生した原因については「現状、わかっている事は12月お届け商品から生産工場や検品工程が変更になったため、その過程で何らか問題が発生した可能性がある事です」と生産工場が変わった可能性について言及し、「大変申し訳ありませんが、デザインなどの面で不良品疑いのある商品がお手元に届いてしまった場合は、今しばらく未使用のまま保管頂ければ幸いです」と使用せず、保管するよう求めました。

続いてリーボック・ジャパンの田中裕輔社長もXを更新し「せっかく期待しながら何ヶ月もお待ち頂いたのにデザインや製法不良が届いてしまった件、大変申し訳ありません」「リーボックチームには本問題に最優先に取り組むよう連絡していますので、今しばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします」と謝罪しました。

コラボスニーカーを購入したTAK530さんは「原因解明と、せめて(稲葉さんの顔が不鮮明だった)左足だけでも交換を希望しています」「交換が難しい場合は返金も必要かと感じます。何かしらの対応をいただければうれしいです」と話していました。

 なお、「インスタポンプフューリー94マグマ」のCMソングには稲葉浩志さんの「NOW」が採用され、NOWのPVでは「インスタポンプフューリー94マグマ」を履いた稲葉さんが雄々しく歌い上げています。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース