中国地方は季節外れのポカポカ陽気から一転し、明日4日(水)からはこの時期らしい冬の寒さとなるでしょう。さらに週末は上空に強い寒気が流れ込み、年末年始ごろの寒さとなる見込みです。防寒を万全にして、ヒートショックにもご注意ください。
この先は西高東低の冬型の気圧配置の日が多くなる
向こう一週間の気圧配置を見ると、西高東低の冬型の気圧配置が続く見込みです。
明日4日(水)からはこの時期らしい空気に覆われて、寒くなるでしょう。特に今週末の7日(土)から8日(日)は上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。年末年始ごろの寒さとなるでしょう。
7日(土)から8日(日)は年末年始ごろの寒さ 日本海側の平野部で雪も
向こう一週間の中国地方は、瀬戸内側は晴れる所が多いですが、日本海側は曇りや雨の天気が続くでしょう。今週末の7日(土)から8日(日)は、日本海側の平野部でも雪の交じる時がある見込みです。
季節風が強まり、気温以上に寒いでしょう。マフラーや手袋などもつけて、防寒を万全に行ってください。
積雪や凍結に備えて、車の冬装備も万全にしておいてください。
ヒートショック 急激な温度の変化に注意
寒くなると、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。
①脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。
②入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。
③浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。
④食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。