るなちゃんは、推定3カ月の頃、飼い主さんの玄関前に現れました。
X(旧Twitter)ユーザー・るなさん(@shokola_runa)は、驚きつつ、るなちゃんを保護したのです。
「るなは、保護時、とても小さな子猫でした。玄関前の植木鉢の中で寝ているのを発見。翌日、段ボールを使って捕獲機を作り、保護することに成功しました」
こうして、るなちゃんと飼い主さんの新しい生活が始まりました。
家での新しい生活と体調の回復
保護された当初のるなちゃんは、猫風邪を患っていました。
「目やにで、目が塞がった状態でした。その後、目薬をさして少しずつ目やにはおさまり、体調も回復。本当に安心しました。当のるなは、目薬のことを覚えているようで、今でも目薬を見るとそそくさと逃げてしまいます」
そうして、おうちに迎えられて2日目、るなちゃんの様子に変化があったといいます。
「すっかりおうちに慣れて落ち着き、私に甘えるようになりました。とても嬉しかったのを覚えています」
健康を取り戻したるなちゃんは、飼い主さんとの信頼関係を深め、家族の一員としてのびのびと暮らすようになったのです。
るなちゃんへの思いとこれからの願い
るなちゃんは、今、1歳3カ月(取材時)になりました。飼い主さんと家族にとって欠かせない存在です。
「今では、先住猫の『ショコラ』(取材時、9歳)の話に加え、るなの話題もよく上がるように。まさに、猫中心の生活になりました」
るなちゃんとショコラちゃんに、穏やかな日々を送ってほしいと願っています。
「るなはまだ若く遊び盛りなので、このまま毎日、楽しく自由に過ごしてほしいです。そして2匹ともめいいっぱい甘えさせてあげたいと思っています」
るなちゃんが玄関前で見つかったあの日から始まった物語は、飼い主さん家族に新たな幸せをもたらしました。
ショコラちゃんとともに、猫中心の暮らしを彩るるなちゃん。これからも、甘えん坊で元気いっぱいの姿で、家族の愛情をたっぷり受けて成長していくことでしょう。
その小さな体から溢れる生命力が、家族の毎日をさらに豊かにしていくはずです。