見た目が実年齢よりも「若い」と思う人は約4割 身体機能が「若い」と思う人はどのくらいいる?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

みなさんは、実年齢と比べて自身の見た目についてどのように思っていますか。株式会社ロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)と株式会社アットテーブル(東京都新宿区)が共同で実施した「50代前後の男女の健康と美容」に関する調査結果によると、自身の見た目が実年齢よりも「若い」と思っている人は約4割となった一方で、身体機能が「若い」と思っている人は約2割であることがわかりました。

調査は、株式会社ロイヤリティ マーケティングが運営する共通ポイントサービス『Pontaリサーチ』の40~69歳の会員男女1万人を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。

調査の結果、全体の55.9%が「心や身体の悩みや不調を感じる」と回答しており、特に女性では全ての年代で男性よりも悩みや不調を感じていることがわかりました。

また、「現在の身体の状況」としては、「老眼」(50.5%)が最も高く、次いで「生活習慣病」(34.1%)、「記憶力・認知機能の低下」(27.9%)で続きました。

これを男女別でみると、男性は女性よりも「生活習慣病」が6.1ポイント高くなった一方、女性は男性よりも「更年期」が14.3ポイント、「骨粗しょう症」が11.1ポイント高くなっていました。

さらに、「現在感じている症状」を詳しく聴取したところ、「白髪」(46.4%)が最も多く、次点の「シミ」(35.8%)と約10ポイントの差がみられました。

心身の症状に関しては、「疲れやすい」(35.2%)、「肩こり」(30.5%)、「やる気がない」(22.7%)、「集中力の低下」(20.8%)など更年期前後に表れやすい心身の症状が多くなっています。

心身不調や悩みがあると回答した8940人に、「心身の健康不調を改善するための対策」について尋ねたところ、「対策を実施している」人は36.2%、「対策を実施しない」人は18.9%、「対策の仕方がわからない」人は26.5%という結果になりました。これを性年代別でみると、男女ともに年代が上がるほど、改善対策を行っている人が多くなっています。

続いて、「男性更年期の認知率」を調べたところ、「症状など詳しく知っている」(11.0%)と「聞いたことがある程度」(69.4%)を合わせて約8割が認知している結果となりました。一方で、「現在の身体の状況」においての回答で「更年期」と答えた男性は14.0%と低くなっています。

また、更年期の自覚がある男性699人の「現在感じている心身の症状」としては、「疲れやすい」(56.9%)、「集中力の低下」(41.8%)、「やる気がない」(39.6%)などが挙げられました。

次に、心身不調や悩みがあると回答した8940人に、「心身の悩みの相談相手」を聞いたところ、男女いずれも「誰にも相談せず、情報収集もしていない」(男性39.6%、女性34.4%)が最多となり、男性のほうが女性よりも5.2ポイント高くなっていたほか、男性は「家族」(同11.6%、同18.2%)、「友人・知人・同僚」(同5.2%、同14.7%)が低くなっていることから、身近な人に相談していない傾向がうかがえます。

最後に、自身の「見た目・身体機能の自己評価」について聞いたところ、全体の約半数が「年相応だと思う」(見た目50.7%、身体機能51.6%)と回答。一方、実年齢より「5歳程度若いと思う」(同25.2%、同13.6%)や「10歳以上若いと思う」(同11.9%、同7.1%)と答えた人は、見た目が37.1%、身体機能は20.7%となりました。

なお、身体機能では、実年齢より「老けている」と感じている割合が高く、「5歳程度老けていると思う」(14.9%)、「10歳以上老けていると思う」(12.8%)と回答した人は27.7%となっています。

中でも40代女性で身体の衰えを感じている割合が高くなっており、「現在の身体の状況」の設問で40代と50代女性は「更年期」が高かったことから、更年期の身体の変化を感じている可能性が考えられる結果となりました。

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【出典】
▽株式会社アットテーブル・株式会社ロイヤリティ マーケティング

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