9歳男児が書いた"育児日記"がSNS上で大きな注目を集めている。
「長男が夏休み書いた育児日記」と件の日記を紹介したのは三児の母、こめさん(@9y6y34)。
7月に次男を出産したばかりのこめさん。日記はそれを受け9歳の長男が書いたものだ。
赤ちゃんが出来た時、弟だといいなと思ったこと。お母さんを病院に見送ったあとはずっとそわそわしていたこと。生まれた赤ちゃんを抱きかかえたら「かわいくて、やわらかくて、すでに大好きだと思った」こと。
妊娠から出産までの心境をかざらない率直な言葉でつづり、赤ちゃんの日々の出来事や排便量や睡眠時間まで細かく記した愛おしいこの日記についてこめさんに聞いた。
ーー長男さんはどんなお子さんですか?
こめ:小学4年生で、とにかく声が大きく、よくしゃべりよく歌う子です。公園で普通に友達と野球して遊んだりもしますが、1歳でピアノを始め、2歳から大相撲を現地観戦し、おなじく2歳の時には平仮名をマスターし、一人で本を読み始めるほどになりました。
ーーこの日記はどんな経緯で?
こめ:小さい頃から赤ちゃんや小さな子供が好きな子でした。夏休みの宿題で自由研究をする気力はないけど、過去に読書日記や新聞まとめなら毎日やったことがあるので、育児日記にしたようです。
ーー日記をご覧になって。
こめ:2年前に妊娠、死産という悲しいことがあったためか、よりいっそう心待ちにしてくれ、喜んでくれているのかなと思いました。長男自身の成長も感じられました。
ーーどんな変化を感じますか?
こめ:毎日一緒に「昨日はどんな様子だったかな」と振り返ることで、共に赤ちゃんの成長を楽しむようになりました。また育児の大変さ、自分がどんな赤ちゃんだったかを知るきっかけになり、小児科医の仕事に興味を持ち始めたようです。
ーー投稿に大きな反響がありました。
こめ:こんなに多くの方に見て頂けるとは思ってもおらず、驚きましたがありがたく思っています。優しくあたたかいコメントばかりで幸せな気持ちになり、今後の育児の励みになりました。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「1枚目で泣いてしまった。お兄ちゃんは弟くんに会いたくてずっと出てくるの待ってたんだね」
「お兄ちゃんの赤ちゃんへの愛が尊いです」
「歳の差離れた兄弟ってこんな風に新しい家族を大事にしてくれるって、ほんとにほのぼの」
など数々の感動の声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんはどんな思いを抱いただろうか。
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