秋の実りをふんだんに使った「フルーツ絵画」に称賛の声 立体作品に「自然の色が美しい」

山本 明 山本 明

 アンティーク調のきらびやかな金の額縁からあふれんばかりに詰め込まれた「秋のフルーツの絵画」が「X」で注目されました。ブドウやモモ、そしてイチジクなど鮮やかに色づいた果物はいずれも美しく、その輝きが多くの人を魅了しました。記事執筆時点で投稿には5.6万件もの「いいね」がついています。

家に来てくれた果物たちがあんまりにもきれいなので
というひと言とともにこの「絵画」をポストしたのは「茶太郎」(@chataro_jp)さんです。

「凄すぎて どちらの貴族なのかと⁈ えーどれから食べますか?」
「きれい 自然の色の美しいこと デザインする茶太郎さんのセンスが」
「タイトルは『味覚と芸術の秋』なのかしら くだもの美味しいよね~~」

華やかな「絵画」に称賛の声が寄せられています。作者である茶太郎さんにお話をお聞きしました。

金の額縁はこの「絵画」のために購入!

――金色の額縁が、みずみずしいフルーツの輝きをより一層際立たせていますね。

額縁はまさにこのために購入しました。果物がキレイだなぁと思ったときに、出荷してもらった果物の芸術性とか育ちあがるまでの手間暇や知恵の結晶みたいなものを表現するのに使いたいなと。

――秋の果物への並々ならぬ愛情が伝わってきます。

彫刻や絵画は一般的には食べられないですが、美しく育ててもらった果物はキレイなうえにおいしいですからなおさら、楽しかったですね。育ててくれた生産者さんへの感謝とかねぎらう気持ちのようなものも、伝わる人には伝わるようなものに、というのも狙いです。

果物には、カットして初めて分かる美しさや個性も

――色や配置など、こだわった点を教えてください。

配置において気をつけたのは、なによりも果物を傷つけないこと。加えて、カットして初めて分かる美しさや個性も果物にはあると考えているので、そうした魅力も漏らさずあらわせるようにしたつもりです。

――果物の様々な表情、魅力を引き出したのですね。

加えるならば、失敗したのは蟠桃(左下の扁平な桃)。撮る前に良い香りに負けて食べすぎ、ポツンとひとつ残るだけになってしまったことでしょうか(ほんとは平たい断面もとてもかわいらしい桃なんです…)。

――「絵画」に大きな反響がありました。

今回反響が大きく、みんな果物が大好きなんだなと。写真を見て、「果物を食べたくなった」→「買った」→「食べた」→「うまい!しあわせ!」という体験がちょっとでも増えていたら、ものすごくうれしいです。

次作の構想も!

 すでに茶太郎さんは「次作」の構想もあるそうで、「そもそも毎シーズンの果物を額縁にセットして撮影できたらと考えて額縁を買いました。次は冬の作物、その次は春、という具合に定番にできたらと考えています」と今後の抱負を語ってくれました。次はどんな美しい「絵画」を披露してくれるのか楽しみですね。

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