2024年6月24日、親猫を亡くして鳴いていた生後間もないメスの子猫を保護した、セルゥゥゥゥァァァァァ(@cellbururu)さん。
「ミャーミャーうるせぇからわいの家で飼うことにしたんやで。感謝しろやで」とつぶやき、急遽保護して飼うことになった子猫の動画をX(旧Twitter)に投稿。すると、たちまち多くの猫好きから励ましの声やアドバイスが殺到した。
三毛の子猫はセルさんのアカウント名から「セルジオ悦子」と名付けられ、すくすく成長。そして、「見比べてみると大きくなってるんやで」とつぶやき、保護直後の6月25日と、8月15日のセルジオ悦子ちゃんの写真をXに投稿。
約2ヶ月分の成長がわかる子猫のビフォーアフター写真に、7万1千以上のいいねがつくとともに、セルさんの「~やで」という口調を真似た温かなコメントが殺到した。
「7万人が見守るネコチャン」
「7万人が成長を見守るネコ」
「パヤ毛がなくなってるんやで。成長したんやで」
「しっぽも長くなってるんやで」
「愛情たっぷりもらって、スクスク育ってるのがよーくわかるんやで。セルゥさんと悦子ちゃんを通じて、厳しい環境で懸命に生きてる野良ちゃんたちに関心を持ってくれる人が増えることを願ってるんやで」
セルさんに伺ったところ、保護当初はヨチヨチ歩きでか細く鳴いていたセルジオ悦子ちゃんも、今ではすっかり猫らしく俊敏になり、毎日元気に遊んでいるという。
「一緒に遊んだりしていると、今までやらなかったことなんかをするようになっていて、成長したなと思うし、それはスマホの写真や動画を見返した時にいちばん感じるんやで。わいのとこに来た頃の写真や動画見て、こんな小さい頃あったんだなって思うし、数日前までの写真でも体の大きさや顔つきが変わっていて、日々成長を感じるんやで」(セルゥゥゥゥァァァァァァさん)
「厳しい言葉」でもありがたいんやで
手探り状態で子猫と暮らし始めたセルさんに対して、当初は厳しい言葉を投げかけるネット民も少なくなかった。しかし、どんな厳しいリプライに対しても、「知らなかったんやで」「ありがたいんやで」と素直に受け止めるセルさん。
ネット民のアドバイスをもとに、子猫のフードやトイレを調達し、動物病院を受診。診察の結果をXで報告し、子猫のためにケージや敷物を工夫。「給水器」が子猫のサイズに合ってないという声が届けば、職場で不要になった端材を使って台を作成。
「端材で高さ調整の台作って来たんやで。制作時間約10分やで」「猫ちゃん飼うまで耳かす掃除しないといけないと知らなかったんやで」と、猫飼いとして着実に成長していくセルさんの健気な姿に、徐々に応援の声が増えていく。
「反発の声が減っているのは、わいに対して反発すればフォロワーの方から叩かれる可能性があるからなんやで。言いたいことも言わず黙ってるだけだと思うんやで。わいとしては、サブ垢を作ってでも、リプでもDMでも、指摘したいとこは言っていただいてええと思ってるんやで。それを聞いて、わいはわいなりに考えて、話して、行動するだけなんやで。ええと思ったら取り入れて、セルジオ悦子により良い環境を作るだけなんやで。言い方が悪くてもわいは気にしないから、指摘してもらった方がええんやで」(セルゥゥゥゥァァァァァァさん)