バチェラー4・休井美郷さん、人間ドックで膵臓D判定 理由は…ネットで購入したある薬「人生終わったと思った」

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恋愛リアリティショー「バチェラー4」に出演していたタレントの休井美郷さん(33)がYoutubeを更新。人間ドックで膵臓がD判定で、腫瘍マーカーも上昇していたことを報告した。「結果を見た瞬間、人生終わったと思った」と休井さん。数値が悪かった原因は、ネットで購入したある薬だった―。

糖尿病薬がダイエット目的での使用横行

今年の夏前に人間ドッグを受けた休井さん。「人間ドックに受けに行く前から、圧倒的な体調の悪さを感じていて。吐き気、嘔吐、めまい、胃痛…。もう胃が痛くて仕方なくて」と説明。身長は155センチ。ご飯も食べられず、体重は36キロを切りそうになっていたという。案の定、人間ドックの結果が悪かったという。

「私の中で、思い当たる節があって。その時に飲んでいた薬が体に合っていなくて。薬を辞めた瞬間に治りました。これです」。そう言って見せたのは、「リベルサス」と呼ばれる薬だった。

リベルサスは楕円型の白い錠剤で、糖尿病などの治療薬。「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれ、血糖値を下げる働きのある飲み薬。日本医師会のホームページによると、摂食抑制作用があり、血糖値を下げるだけでなく、体重も減少することが確認されている。「個人輸入や美容クリニックにおいて『痩せ薬』として不適切に使用されている事例が発生している」としている。若い人を中心に、ダイエットを目的でオンライン診療で入手する人が横行しているという。

急性膵炎で救急車で運ばれた事例も

休井さんは今年の春、体重が落ちないことに悩み、ネットで見つけて購入したという。「朝、空腹時に1錠飲んだら、丸1日お腹がすかない。飲んでみると、一気に体重が落ちたのよ。こんな簡単に痩せられるんや。ダイエット頑張らなくていいやんと思ってんけど…」。薬は3ミリ、7ミリ、14ミリがあり、2カ月目から3ミリの薬の効きが悪くなり、7ミリに変更。急激に体調が悪くなっていったという。

友人に相談すると、「友人の友人がリベルサスを服用して、急性膵炎で救急車で運ばれたことを聞いたんですね」と恐ろしい事例を聞いた。

「絶対にこの薬やと思って辞めたら、2日後から元気になって。薬が悪いってことじゃなくて、オンライン処方の怖さを知ったというか。簡単に手軽に入る分、リスクもあるな、と。私の場合だったら、すい臓に負担を掛けることや、長期服用禁止のことも知らずに飲んでいたし。薬がめちゃくちゃ怖くなって、先生と対面で診療することの大切さを学びました」と話した。

一方、腫瘍マーカーは、以前に診断された子宮頸がん関連で影響で数値が高かったため、問題はなかったという。「今は元気なのでご心配なさらず。数値も元に戻りました」とまとめた。

休井美郷さん バチェラー4で「あざと可愛い女子」として注目を集める。メイクやファッションのこだわりをSNSで発信する一方で、自身のブランド「qumerry.」を設立。昨年5月、子宮頸がんの一歩手前の「高度異形成」であることを公表していた。

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