毛刈りをして、斬新なスタイルに変身したアルパカが話題です。SNSに投稿されたのは、顔以外の毛を刈られ、身軽で涼しくなったのか、ご機嫌な顔でこちらをのぞくアルパカさんの画像です。
ですが、よーく見ると…?なんと胴体に羽根が!一体どういうこと?一風変わったアルパカが暮らす「アルパカふれあいランド」(東京都新宿区)の井手真哉さんに話を聞きました。
――羽根の生えたアルパカは一体?
井手: 全頭同じ刈り方だとお客さまが個体の区別が付かなかったり、毛刈り後の姿を残念がる方もいらっしゃったので、デザインカットをしてみました。夏の風物詩にしたかったんです。 今回はSNS上でデザインの募集を募って、最終投票の上決定したんですよ!
――毛刈り後のアルパカにお客さまの反応は
井手:アルパカといえばモフモフを想像するので、確かに驚く人も多いです。でも、元々は高山地帯の涼しくて乾燥した地域に生息している動物で、日本の暑さや湿度の対策のため、毛刈りは健康管理のためです。そう説明させていただくと納得して下さって「こんな毛刈りみたことない!」「個性が出てる。可愛い!」と喜んでもらっています。
――毛刈りはかなりのスキルが必要ですか?
井手:私は元々長野のアルパカ牧場で20頭以上の毛刈りを毎年行っていたのもあり、必然的に慣れました。
――毛刈り中のアルパカは?
井手さん:個体差もありますが、中には暴れ唾(胃液)を吐いたりもする子もいます。でも、当店のアルパカは人馴れしてるので大人しくふれあいができます。
――アルパカファンへのメッセージを。
井手さん:アルパカはモフモフなイメージが強いのですが、夏は毛刈りをしないと命に関わるほど当人にとっては大事なことです。 短くなり地肌を触れる機会は今だけ!ユニークなデザインカットをしたアルパカを触って楽しんで欲しいですね!
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SNSには「天使の羽!」「美脚」「羨ましいくらいに細い」など大反響。毛はどんどん伸び続けるそうなので、この姿が見られるのもわずかな間。夏季限定の、ペガサスになったアルパカ「ペガパカ」に会いに行ってみてはいかがでしょうか。
アルパカふれあいランド
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