転倒したり意識を喪失しないように行動してくれた
投稿者のポストによると、当初は「また迷惑通報だろうな」とたかを括っていたように見えた救急隊員だったが、症状を確認した瞬間、即座に命を守るための対応をしてくれたという。
「電話対応とかの雑さは目立ってしまったけど、私と対面してからの行動力はとても良かったよ!適切な処置してくれたし、病院着いたらすぐに処置してくれるように手配してくれたし、隣でずっと体を支えてくれたし、気を失わないようにずっと声がけしてくれたよ。私が求めていることはしてくれたのでOK!」
「救急隊員って本来運ぶだけなんだけど、病院のなかまで体を支えて付き添って歩いてくれたよ。というか、車椅子を押してなかまで連れて行ってくれたよ。その時からもう意識朦朧だったけどね(病院着いた安心感で気が抜けた)。めちゃくちゃ心配そうにそわそわしながら去って行ったの、今も覚えてるよ。優しかったよ」
数年前に投稿者が経験した、塩対応からプロ対応に急変した救急隊員の行動と、「口から大量に出血」の原因について、投稿者に話を聞いた。
失血性ショックの危険も
ーー一連のポストは数年前の経験談とのこと。大量に出血して朦朧とした姿を確認した後の隊員の方々の対処が的確だったことにほっとしました。
「私は接客業をしており、職業柄、普段からゆっくりしっかり伝えるクセが通報時も出てしまい、本当にやばい状態であることが伝わりにくかったのも原因だと思います。しかも、口のなかが血でいっぱいで溺れていたため、ふぁふぃふふぇほぉ…みたいな話し口調だったため、相当聞き取りにくかったと思いますし、イタズラ電話と思われても仕方なかったと思います…。
なんなら、出血量の多さもあり頭が興奮状態で、こんなに意識もハッキリしてるのにこの状況を見たら隊員の方、驚くかなぁ~!ワクワク!とさえ思っていました。案の定、到着した隊員さんが海外の反応集動画のように、大袈裟なほど目をかっぴらいて驚かれたので満足しました(笑)」
ーー到着した救急隊員は何名でしたか?
「運転手1名、隊員3名の、計4名だったと思います。すでに吐いていた血の袋をどうしようと思っていたのですが、隊員の方に1袋目を渡すと重さを計られ、出血量からいつ倒れてもおかしくないと判断されて、靴下や下着は外せるだけ外してくださいと指示を受けました。失血で心肺停止した後のことを考えて動き出してくださってたのだと思います。皆さん、本当に頼もしかったです」