働き方が多様化する中、出世願望が強いのはどの年代が多いのでしょうか。ビッグローブ株式会社(東京都品川区)が運営するインターネットサービスプロバイダー『BIGLOBE』は、オウンドメディア『あしたメディア by BIGLOBE』上にて「若年層の働き方に関する意識調査」の結果を発表しました。同調査によると、出世したいと思う人の割合が最も高いのは「18~24歳」で、5割強を占めました。また、「在宅勤務ができる会社で働きたい」と答えた割合は若年層で7割強に上ったそうです。
調査は、全国の18~69歳の男女1000人(18~24歳のZ世代男女350人、25~29歳の男女250人、30~69歳の男女400人)を対象として、2024年3月にインターネットで実施されました。
その結果、「出世したい(あてはまる/ややあてはまる)」と回答した人(現在働いていない人も、自身の意識としてあてはまるものを回答)の割合が最も高かったのは「18~24歳」(54.9%)で、ほかの世代に比べて出世願望が強いことが分かりました。
これを、18~19歳(100人)と20~24歳(250人)の男女別でみると、「男性18~19歳」(64.0%)、「女性18~19歳」(62.0%)という結果となり、10代で出世したいと答えた人は男女とも6割以上に上りました。
次に、「仕事のやりがいよりも普段の生活を重視したいと思いますか」と質問したところ、「あてはまる/ややあてはまる」と回答した人は、「50代」(79.0%)、「25~29歳」(78.8%)、「18~24歳」(78.3%)となり、全年代で7割を超えるという結果となりました。
また、「在宅勤務ができる会社で働きたい」と考える人は、特に18~24歳の若年層で7割超(あてはまる32.6%・ややあてはまる40.3%)に上り、若い世代ほど割合が多くなることが明らかとなりました。
さらに、「転勤がある会社では働きたくない」と回答した人の割合をみると、「50代」(81.0%)、「18~24歳」(71.4%)、「25~29歳」(67.2%)と、全ての年代で6割を超えており、若年層では7割超という結果となったそうです。